デジタル デバイス キュー
デジタル デバイス上で選択されたキューの名前を表示します。
プロセス名
デジタル デバイスに送信中のプロセスに関する情報を表示します。デフォルトでは、情報は次の形式で表示されます。
<デジタル デバイス>:<印刷設定>:<処理中のページ数>
ただし、必要に応じて、プロセスの名前を変更することができます。
ユーザー コメント
必要に応じて、プロセスに関連するコメントを入力するには、このボックスを使用します。
このコメントは、プロセスの［処理情報］ダイアログ ボックスに表示され、ジョブの履歴表示に保存されます。
優先順位
デジタル デバイスではほとんどの場合、ジョブは送信順に処理されます。このリストを使用すると、一部のジョブについて処理の優先順位を選択できます。優先順位のオプションは次のとおりです。
- 低
- 標準（デフォルト）
- 高
- 最高
プロセスの優先順位では、低い優先順位を持つプロセスより先に、より高い優先順位を持つプロセスが実行されます。たとえば、高いに設定されたプロセスは、低いや標準に設定されたプロセスの前に、最高に設定されたプロセスの後に実行されます。複数のプロセスが同じ優先順位で送信された場合は、送信された順序で実行されます。
デジタル印刷ターゲットをジョブのお気に入りに追加
このオプションを選択すると、選択したデジタル デバイスがジョブのプロセス テンプレートウィンドウ枠のジョブタブに自動的に追加されます（そのデジタル デバイスがまだ追加されていない場合）。
デフォルトでは、このオプションは選択されていません。ただし、［Workshop 環境設定］ダイアログ ボックスの処理に使用したテンプレートをジョブのお気に入りに自動で追加を選択すれば、プロセスを開始したとき常にデジタル印刷ターゲットをジョブのお気に入りに追加をデフォルトで選択された状態にすることができます。
このオプションは、ジョブ ファインダではなくジョブ マネージャーからプロセスを開始したときにのみ使用できます。
ワーク タイプ
企業がジョブのコストとステータスを追跡およびレポートできるよう、このリストを使用して実行中の作業のタイプを示します。使用可能なワーク タイプの名前は 2 つの部分、つまりカテゴリと項目で構成されています。デフォルトのワーク タイプは次のとおりです。
- 定期的な作業または既定の作業：システム定義の既定の作業項目
- 変更、課金あり：システム定義の課金を伴う変更
- 変更、課金なし：システム定義の課金を伴わない変更
- 再作業、課金あり：システム定義の課金を伴う再作業項目
- 再作業、課金なし：システム定義の課金を伴わない再作業項目
これらのワーク タイプに加え、ワーク タイプリストの横にある編集をクリックすると、新しいワーク タイプを追加できます。作成した項目を修正したり、ワーク タイプを削除することができますが、規定のワーク タイプを修正したり削除することはできません。
注: このオプションは、Link ソフトウェアが Prinergy システムに接続されており、ジョブ ファインダからではなくジョブ マネージャーからプロセスを開始したときにのみ表示されます。
編集
特定のカテゴリのワーク タイプ項目を追加および修正するには、このボタンをクリックします。追加したアイテムは、［プロセスの開始］ダイアログ ボックスのワーク タイプに表示されます。
注: このオプションは、Link ソフトウェアが Prinergy システムに接続されており、ジョブ ファインダからではなくジョブ マネージャーからプロセスを開始したときにのみ表示されます。
送信する項目
このタブには、デジタル デバイスに送信中のエレメントが一覧表示されます。
内容の準備
このタブでは、デジタル デバイスに送信するマルチ ページ PDF ファイルの作成方法を決定する設定を選択できます。
ページ表示で、1 つまたは複数のファイルを［ページ セット］または［ページ］ウィンドウ枠から［プロセス テンプレート］ウィンドウ枠に一覧表示されているデジタル デバイスに送信した場合、［内容の準備］タブに［ファイルの発行テンプレート］領域が表示されます。以下を操作を実行できます。
- 選択ボタンをクリックして、［プロセス テンプレート］ダイアログ ボックスからデジタル デバイスを選択します。
- 編集ボタンをクリックして、設定を変更します。
- カラー変換ボタンをクリックして、カラー出力オプションを定義します。
- バージョンの選択ボタンをクリックして、出力するバージョンを指定します。
ページ表示で、1 つのファイルを［入力ファイル］ウィンドウ枠からデジタル デバイスに送信した場合、［内容の準備］タブは表示されません。入力ファイルをそのままデジタル デバイスに直接送信するためです。
折丁または色版表示で、1 つまたは複数のファイルを［面付けプラン］ウィンドウ枠からデジタル デバイスに送信した場合、［内容の準備］タブに［ファイルの発行テンプレート］領域が表示され、上記の操作を実行できるようになります。面付けプランを送信した場合、［内容の準備］タブには［ファイルの発行テンプレート］領域が表示されます。この場合、面付けテンプレートを選択および編集したり、バージョンの選択を使用することはできますが、カラー変換ボタンは表示されません。
注: JDF の内容を含むジョブを送信する場合は、デジタル デバイス用の正しい JDF テンプレートが設定されていることを確認してください。『Digital Print Installation and Configuration Guide（Digital Print のインストールと設定ガイド）』（英語）を参照してください。
カラー変換
このボタンは、リファイン プロセス テンプレート、または単ページ出力プロセス テンプレートを開始するときにのみ表示されます。色の出力方法を変更するには、このボタンをクリックします。
ページのリファイン時にこのボタンを使用すると、［カラー変換］ダイアログ ボックスが開きます。 このボタンは、入力ファイルのリファイン時には表示されません。
単ページ出力の作成時にこのボタンを使用すると、［カラーの出力］ダイアログボックスが開きます。
バージョンの選択
バージョニングが含まれるジョブの場合、すべての言語を出力するか、または特定の言語を選択して出力することができます。
印刷設定
このタブでは、デジタル プリンタを使用した PDF ファイルの印刷方法を決定する印刷設定を選択することができます。
［JDF テンプレート］ボックスで選択ボタンをクリックし、PDF ファイルに関連付ける JDF テンプレートを選択します。
［印刷設定］領域では、PDF ファイルのある場所に印刷ジョブ名が一覧表示されます。印刷ジョブ名は、必要に応じて変更できます。数量ボックスでは、印刷部数を選択します。
注: JDF の内容を含むジョブを送信する場合は、デジタル デバイス用の正しい JDF テンプレートが設定されていることを確認してください。『Digital Print Installation and Configuration Guide（Digital Print のインストールと設定ガイド）』（英語）を参照してください。
デバイス
このタブには、選択したデジタル デバイスのタイプと現在のステータスに関する情報が表示されます。
デバイスのステータスは、以下のいずれかになります。
- 使用可能な数
- 使用不可
- アイドル（待機中、準備完了）
- 縦のページ数
- ステータス不明
デジタル デバイスのタイプによっては、デバイスのステータスに関する追加情報が表示される場合もあります。
レイヤー PDF フラット化の警告
レイヤー PDF ファイルを処理する際、リファイン プロセス テンプレートの［ノーマライズ］セクションにあるPDF 1.4-1.6（Acrobat 5-7）オプションがPDF 1.3 にフラット化に設定されている場合は、警告メッセージが表示され、リファインされたファイルがフラット化され、レイヤーが［レイヤーの選択］ダイアログ ボックスに示されたとおりに統合されることがわかります。
レイヤー処理はフラット化の前に行われます。つまり、レイヤーに［レイヤーの選択］ダイアログ ボックスで指定した処理が行われた後で、フラット化の処理が行われます。このため、PDF 1.3 のページを処理する前に特定のレイヤーを削除できます。PDF 1.3 にフラット化しない LPV ジョブの場合、通常は PDF 1.5 の入力ファイルのレイヤーは破棄されます。そのため、レイアウト化された入力を無効化できます。
注: ルール ベースの自動処理を使用してプロセスを開始した場合、ダイアログ ボックスのほとんどのオプションは適用されないため、表示されません。