Page tree

選択済みカラーでプロファイルを調整できます。この操作が必要になる状況は、たとえば、特定の入力カラーの明度や発色が不正確になっており、別の CIELAB 値に調整する必要がある場合などです。具体的には、正しくマッピングされておらず、周囲のカラーにほとんど影響を与えないブランド カラーなどです。

[調整範囲]スライダで[明度]、[彩度]、および[色相]の範囲を制限することで、選択したカラーを調整できます。

  1. シミュレーションまたは変換 DeviceLink を調整する場合、[DeviceLink]タブで[選択済みカラー]をクリックします。
  2. 以下を実行します。
    • 調整するカラー入力座標を入力するには、[DeviceLink 網パーセント]セクションの[入力]列に「C」、「M」、「Y」、および「K」の値を入力します。
    • 画像からカラーを選択するには、次の手順に従います。
      1. プレビュー]または[カラーの選択]をクリックします。
      2. 画像ファイルを選択し、[開く]をクリックします。
      3. 画像プレビュー]ダイアログ ボックスで、+ アイコンをクリックして測色計を有効にします。
      4. 調整する場所に測色計を置きます。
      5. デバイス リンク]タブで、[カラーの選択]をクリックします。

    入力または選択したカラーがカラー パッチに表示されます。 

    選択済みカラー L*]テキスト ボックスに、選択したカラーの明度値が表示されます。

    選択済みカラー C*]テキスト ボックスに、選択したカラーの彩度値が表示されます。

    選択済みカラー h*]テキスト ボックスに、選択したカラーの色相角が表示されます。

  3. 明度範囲、彩度範囲、色相範囲、およびカラー範囲を調整できます。
    • カラー範囲を調整するには、値を入力するか、[カラー範囲]コントロールでスライダを動かします。 
    • 明度範囲を調整するには、[明度範囲]コントロールの範囲スライダを動かします。 
    • 彩度範囲を調整するには、[詳細範囲]チェック ボックスをオンにして、[彩度範囲]コントロールの範囲スライダを動かします。
    • 色相範囲を調整するには、[詳細範囲]チェック ボックスをオンにして、[色相]コントロールの範囲スライダを動かします。
  4. 選択済みカラーと同じカラーになっているその他の網パーセント値を調整できます。たとえば、CMYK 入力(0、30、50、20)と(12、40、60、0)は同じ濃いオレンジ色になります。選択済みカラー(0、30、50、20)を調整しており、入力(12、40、60、0)およびこれと同じ暗いオレンジ色になっているその他すべての CMYK 入力にこの調整を適用するには、[選択済みカラーの表示ですべての入力を調整する]チェック ボックスをオンにします。
  5. カラー パッチには出力カラーが表示されます。 表示カラーがプルーフ出力または印刷用紙でのカラーと視覚的に合わない場合は、カラー パッチで表示カラーを調整できます。
    1. 表示カラーの調整]チェック ボックスをオンにします。
    2. 明度(L*)スライダーとキャスト(a*b*)セレクタを使用して表示カラーを変更し、プルーフまたは印刷用紙上のカラーに合わせます。 このカラーの変更は、カーブまたはカラー管理の要素に影響を与えません。 調整されるのはパッチに表示されるカラーだけです。
    3. 表示をデフォルトの表示カラーにリセットするには、リセットアイコン をクリックします。
    4. 適切なカラーを得るには、[表示カラーの調整]チェック ボックスをオフにします。

  6. 表示されるカラー パッチは、調整の効果を示します。

    調整前に作成されたカラーは、左側に表示されます。調整は右側に表示されます。

    1. カラーをより簡単に比較するために大きなビューでカラー パッチを表示するには、カラー パッチ内の任意の場所をクリックします。
    2. カラーの カラー キャスト 明るさは次の方法で調整します。
    • カラーを暗くまたは明るくするには、   明度(L*)スライダーを使用します。L* 値を直接[カラー変更]列に直接入力することもできます。
    • カラー キャストを調整するには、  キャスト(a*b*)セレクタを使用します。a*b* 値を[カラー変更]列に直接入力することもできます。

  7. 以下のようなことが可能です。
  8. 変更を保存するには、[適用]をクリックします。
  • No labels