トーン キャリブレーションでのカーブの使用
オフセット印刷機やデジタル ハーフトーン プルーファなどのカーブで制御するデバイス上でカラーを制御する標準的な方法は、キャリブレーション カーブを印刷プレートに適用することです。 デバイスのプレート出力時に、キャリブレーション カーブは網パーセントを減少(カットバック)または増加(バンプ)させてデジタル ファイル内の網パーセントを調整することによって、デバイスの通常のカラー特性を変更します。
カラーをカーブで制御するため、プレート キャリブレーション カーブを作成して特定のプレート タイプ、デバイス タイプ、スクリーニング、およびプレート処理の設定のためにプレートをリニア化したり、プリント キャリブレーション カーブを作成してカーブ出力デバイス コンディションの特性がターゲット デバイス コンディションの特性と一致するようにしたり、またはキャリブレーション トランスファ カーブを作成して特性の測定やターゲットの定義をせずに特性を制御したりすることができます。
カラー リレーションシップ マネージメントでのカラー設定の使用
カラー設定は特定の印刷作業で使用するデバイス間のカラーの関係を定義するために作成される仮想構造です。 これには、デバイス、デバイス コンディション、シミュレーション ターゲット、および デバイスリンク プロファイルやカーブなどのカラー管理の要素が含まれます。 カラー設定はデバイス コンディションでプライマリ カラー出力(PCO)がシミュレートされる方法を管理します。 デバイス コンディションのカラー特性を変更すると、ColorFlow は、関連するカラー設定のカラー管理の要素を更新して、その変更内容を反映します。
カラー設定を作成するには、社内の物理デバイスを表すデバイスの追加、PCO として動作するデバイスの選択、そのデバイスのデバイス コンディションの定義、カラー特性のキャラクタライゼーション、およびシミュレーション ターゲットの選択を行う必要があります。