RBA で、使用しているメール サーバーから E-メール メッセージを送信できるように、Administrator を設定します。
必要条件
- InSite を使用している場合は、IIS およびシステムに存在している可能性のあるすべてのファイアウォールを最初に設定する必要があります。
- 社内の E-メール メッセージを送信するメール サーバーに関して、以下の情報を確認する必要があります。
- メール サーバーの名前または IP アドレス
- メール サーバーの SMTP ポート
- 使用されている認証の種類
- E-メールの送信サーバーに McAfee VirusScan ソフトウェアがある場合は、
AutomationApp.exe
がポート 25 を使用して外部へ E-メールを送信できるように設定します。手順については、McAfee のマニュアルを参照してください。
- Prinergy プライマリ サーバー上にある Administrator で、[Tools(ツール)] > [Configure RBA(RBA の設定)]の順に選択します。
- [Email Server(E-メール サーバー)]ボックスに、メール サーバーの名前または IP アドレスを入力します。
- メール サーバーで SMTP の通信用に 25 以外のポートを使用している場合は、[Email Server Port(E-メール サーバー ポート)]ボックスにポート番号を入力します。
- [Login(ログイン)]領域で、以下の手順で認証設定を入力します。
- メール サーバーで匿名接続が許可されている場合は、[Authentication(認証)]リストの設定を[Anonymous(匿名)]のままにします。
- メール サーバーで基本認証が必要な場合は、[Authentication(認証)]リストで[Basic (clear text)(基本(クリア テキスト))]を選択し、RBA が Eメール メッセージの送信に使用する認証済みユーザー アカウントの名前とパスワードを指定して、[Login(ログイン)]領域の設定を完了します。基本認証では、E-メール メッセージ内のユーザー名とパスワードはクリア テキストで保存されます。このため、メッセージがインターネットを流れる際に、ユーザー名とパスワードが第三者によって読み取られる可能性があります。
- メール サーバーに統合 Windows 認証が必要な場合は、[Authentication(認証)]リストで[NTLM]を選択します(NTLM とは Windows NT LAN Manager の略で、Microsoft Windows NT オペレーティング システムのチャレンジ/レスポンス方式の認証プロトコルのことです)。
- RBA E-メール メッセージを、デフォルトのアドレス automation@prinergy.com 以外の特定の E-メール アドレスから送信する場合は、['From' Parameter Default(「送信者」パラメータのデフォルト)]ボックスにそのアドレスを入力します。
- 以下の手順で RBA を使用してテスト メッセージを送信し、E-メールが正しく設定されていることを確認します。
- [テスト]をクリックします。
- E-メール アドレスを入力します。
- [テスト E-メールを送信]、[閉じる]、[OK]の順にクリックします。
- E-メール メッセージをチェックして、RBA からのメッセージを受信したことを確認します。
注意:テスト メッセージを受信しても、次の手順を実行するまでは RBA E-メールの設定は完了しません。
- 以下の手順でルール エンジン デーモンを再起動します。
- Windows タスク マネージャーを開きます。
- [プロセス]タブをクリックします。
- [イメージ名]列のラベルをクリックして、項目を名前のアルファベット順に並べ替えます。
WebServerApp.exe
を右クリックして、[プロセスの終了]を選択します[はい]をクリックして確定します。AutomationApp.exe
を右クリックして、[プロセスの終了]を選択します[はい]をクリックして、確定します。
30 秒以内に、RBA エンジンが自動的に再起動します。
- 実際のルール セットを使用して E-メール設定をテストします。
たとえば、[手動トリガ]イベントで、メッセージを送信する[E-メール]アクションが開始されるルール セットを作成します。
RBA のデフォルトの E-メール アドレスを変更した場合、新しいアドレスが各クライアント コンピュータで有効になるのは Workshop を再起動した後です。アドレス以外の変更は、すべて直ちに有効になります。