Prinergy では、他のワークフロー システムの XMP タグが含まれた PDF ファイルを使用できます。これらのタグには、線数、角度、ドットの形状といった色版別のスクリーニング パラメータが含まれています。これらは、出力プロセス テンプレートの[キャリブレーション&スクリーニング]セクションで設定されたスクリーニング パラメータよりも優先されます。
注意:XMP 機能のライセンスが必要です。
- このようなファイルをリファインするときには、リファイン プロセス テンプレートで以下の操作を実行します。
- [面付け]セクションで、[入力ファイルをフラットとして処理]チェックボックスをオンにします。
- [ノーマライズ]セクションの[XMP タグの処理]セクションで、[XMP タグの保持]オプションを選択します。
- XMP タグのスクリーニング値をジョブ マネージャーの[色版]に表示するには、[XMP タグをカスタム フィールドに入力]チェックボックスをオンにします。
値は、ジョブ マネージャーの[色版]表示の関連列(SO_ANGLE、SO_DOTSHAPE、SO_HIGHLIGHT_CX、SO_HIGHLIGHT_SX、SO_SCREENRULING)に表示されます。
注意:[Populate XMP Tags to Custom Fields(XMP タグをカスタム フィールドに入力)]チェック ボックスは、プロセス テンプレートの[面付け(Impose)]セクションで[Treat Input Files as Flats(入力ファイルをフラットとして処理)]チェック ボックスをオンにした場合にのみ使用できます。
注意: XMP タグの値は Prinergy の値とは異なります。この値は、次の場所にある CSV マッピング ファイルの同等 Prinergy 値にマッピングされます。C:\Prinergy\CreoAraxi\data\XMPTags
. [ 色版 ]表示には Prinergy の値が示されます。
Excel またはテキスト エディタを使用して、必要なスクリーニング出力になるように、XmpMapping.csv
ファイルを編集することができます。たとえば、"CS9" ドットシェイプの値を編集し、Maxtone SX CMYK 15-45-0-75 角度セット、Round 1 ドット、およびサイズ 4x4 を使用した Maxtone SX ドットシェイプにすることができます。有効なパラメータを選択していることを確認するために、プロセス テンプレート エディタで各ドットシェイプで使用可能なパラメータを確認します。ファイルを.CSV
(テキスト)形式で保存したことを確認します。Prinergy でXmpMapping.csv
ファイルの編集を認識するには、Administrator(UADM)ですべての登録と出力/プルーフ JTP を開始して停止する必要があります。
- [面付け]セクションで、[入力ファイルをフラットとして処理]チェックボックスをオンにします。
- ジョブを出力するには、出力プロセス テンプレートの[キャリブレーション&スクリーニング]セクションにある[スクリーニング モード]セクションで、以下のいずれかのオプションを選択します。
- ドキュメントの DotShop 設定と XMP 設定を維持:このオプションを選択すると、DotShop と XMP の設定がプロセス テンプレートでの設定よりも優先されます。DotShop 設定はオブジェクトに関連する設定であるのに対し、XMP は色版に関連する設定であるため、DotShop 設定が XMP 設定よりも優先されます。
- ドキュメントの DotShop 設定、XMP 設定、および以下の設定を維持:このオプションを選択すると、DotShop 設定、XMP 設定、または PostScript ドキュメントのスクリーニング(SetHalftoneOperator)設定が、プロセス テンプレートでの設定よりも優先されます。DotShop の設定はオブジェクトに関連する設定であるのに対し、XMP および PostScript ドキュメント スクリーニングは色版に関連する設定であるため、XMP および PostScript ドキュメント スクリーニングの設定は DotShop の設定で上書きされます。ファイルに PostScript ドキュメントのスクリーニング設定が含まれている場合は、角度、線数、およびドットの形状の設定、あるいはその一部の設定を選択して優先させることができます。ただし、DotShop または XMP タグで指定した角度、線数、ドット形状などの設定は、無効にできません。
- ドキュメントの DotShop 設定と XMP 設定を維持:このオプションを選択すると、DotShop と XMP の設定がプロセス テンプレートでの設定よりも優先されます。DotShop 設定はオブジェクトに関連する設定であるのに対し、XMP は色版に関連する設定であるため、DotShop 設定が XMP 設定よりも優先されます。