RBA のアクションでは、ファイルのコピー、移動、および削除、ファイルへのテキスト書き込み、2 つの RBA システム間でのファイル転送が可能です。
ファイルのコピー、移動、および削除
ファイルのコピーまたは移動アクションを使用して、ファイルをある場所から別の場所へコピーまたは移動します。たとえば、エクスポートしたジョブを、ある Prinergy システムから別の Prinergy システムへコピーします。
ファイルの削除アクションを使用して、ファイルを削除します。たとえば、ジョブの完了時に VPS ファイルを削除します。
ファイルへのテキスト書き込み
ファイルへのテキスト書き込みアクションを使用して、テキスト ファイルに情報を記録します。たとえば、リファイン プロセスが正常に完了したかどうかを記録します。このアクションを使用して、ルール セットをテストしたり、履歴ログを記録したりします。
ファイルの転送
RBA を使用して、2 つの Prinergy システム間でファイルを転送することができます。たとえば、ある場所でページをリファインして校了した後、結果の PDF ファイルを印刷用の別の場所に送信できます。
ファイル転送には、以下の 2 つのルールが必要です。
- 一方の Prinergy システムに、ファイルを送信するルールを設定します。このルールには、ファイルの転送アクションを含める必要があります。
- 他方の Prinergy システムに、ファイルを受信するルールを設定します。このルールは、リモート トリガイベントで開始されるものである必要があります。
注: 転送できなかった場合、RBA では、転送の再試行と転送の停止場所の割り出しが自動的に行われます。RBA がファイルの転送を試行する間隔と期間を指定できます。
ヒント: 実際のファイルを送信せずに、ファイル パスのリストのみを送信する場合は、リモート トリガの送信イベントまたは Raise Event ツールを使用します。リモート トリガの送信ではファイルの移動がないため、ファイルが完全に転送されてから受信側のルールを開始するファイルの転送アクションよりも高速です。
InSite Prepress Portal ではサーバー間のファイル コピーが自動的に行われないので、ファイルの転送が便利です。たとえば、ファイルの命名規則を使用して、アップロードしたファイルをさまざまな場所に配信できます。