情報
空白ページ
PDF ファイルで空白のページを検出します。
分版されたページ
PDF プリフライトは、PDF ファイル内に PDF/X-1a 仕様に合わない独立した分版ページがあるかどうかを検出します。
複数のページ
PDF プリフライトは、PDF ファイルが複数のページを含んでいるかどうかを検出します。
完全にメディア ボックスの外にあるグラフィックが含まれている
PDF プリフライトは、PDF ファイルがメディア ボックスの外側にグラフィック エレメントを含んでいるかどうかを検出します。
メディア ボックスの外側のグラフィック エレメントをすべて削除するには、修正チェックボックスをオンにします。
透明エレメントをレポートに含める
PDF プリフライトは PDF ファイルが透明エレメントを含むかどうか検出します。
注釈
注釈が含まれている
PDF ファイルに注釈が含まれているかどうかを判断します。注釈には、メモ、リンク、しおり、添付ファイル、または動画ファイルや音声ファイルなどがあります。
すべての注釈を検索するには、すべての注釈を選択します。印刷関連のマークまたはトラップ ネットワークの注釈を除外するには、印刷関連のマークまたはトラップ ネットワークの注釈を除外を選択します。印刷関連のマークやトラップ ネットワークの注釈は、PDF/X ファイルの裁ち幅ボックスの外側には配置できます。
注釈を削除するには、修正チェックボックスをオンにします。
注釈が印刷される設定になっている
PDF ファイルの注釈を印刷するかどうかを判断します。
注釈が印刷されないようにするには、修正チェックボックスをオンにし、注釈を印刷しないまたは注釈を削除を選択します。
レイアウト
単位
ページ サイズに使用される長さの単位を決定します。ポイント、パイカ、インチ、センチメートル、ミリメートルを選択できます。デフォルトはポイントです。
検出の定義
分析対象の PDF ジオメトリ ボックスを決定します。 [メディア ボックス]、[クロップ ボックス]、[トリミング ボックス]、[アート ボックス]、および[裁ち幅ボックス]のオプションがあります。 [トリミング ボックス]を選択すると最も有効です。
ページ サイズの定義
ページ サイズを定義する PDF ボックスを決定します。 [メディア ボックス]、[クロップ ボックス]、[トリミング ボックス]、[アート ボックス]、および[裁ち幅ボックス]のオプションがあります。 [トリミング ボックス]を選択すると最も有効です。
ページ サイズが次の条件に合わない
PDF ファイルで、ページが同じサイズかどうかを判断します。
PDF ファイルのページがすべて同じサイズであることを確認するには、すべてのページ サイズが同一をオンにします。
ページのメディア ボックスが指定したサイズと同じであることを確認するには、2 つのボックスの横の 2 番目のオプションを選択し、ボックスにメディア ボックスの寸法を入力します。
ページ サイズを変更するには、修正チェック ボックスをオンにします。 すべてのページ サイズが同一をオンにした場合で、ページ サイズをバウンディング ボックスに設定するには、バウンディング ボックスに合わせるを選択します。 バウンディング ボックスとは、PDF のメディア ボックスのことです。
ページ サイズをユーザーが指定するには、2 番目のオプションを選択し、ボックスにページ サイズを入力して、ページの揃えリストから配置オプションを選択します。
すべてのページの方向が同じでない
縦方向のページと横方向のページが混在するかどうかを判断します。
すべてのページが同じ方向になるように変更するには、修正チェック ボックスをオンにし、要件に応じて縦または横を選択します。
ページ ボックス レイアウトが次に一致しない
PDF プリフライトは、PDF ファイルのページ ボックス レイアウトが印刷機のレイアウトまたは画面でのレイアウトに一致するかどうかを検出します。
印刷機のレイアウトまたは画面でのレイアウトを選択し、裁ち幅ボックスまでの最小トリム幅およびメディア ボックスまでの最小裁ち幅をポイントで入力します。
PDF プリフライトでは、ドキュメントに裁ち幅があらかじめ設定されているか、または十分な裁ち幅があるかをチェックします。
レイアウトのクロップ ボックスがトリミング ボックスと同じまたはレイアウトにクロップ ボックスがないか、クロップ ボックスがメディア ボックスと同じオプションを選択します。
スケーリング
ページの拡大縮小が指定されている
PDF プリフライトは、PDF ファイルがページ スケーリングを含んでいるかどうかを検出します。
ページのスケーリングが設定されていると、画面表示されたスケーリング係数と同じ係数を使用して出力されます。
裁ち幅
単位
ページ サイズに使用される長さの単位を決定します。ポイント、パイカ、インチ、センチメートル、ミリメートルを選択できます。デフォルトはポイントです。
裁ち幅の検出機能
画像を裁ち幅ボックスまで拡大するかどうかを決定します。 画像に裁ち幅が必要な場合に、トリミング ボックスと裁ち幅ボックスの間に存在できる最大ギャップを設定します。
裁ち幅検出機能を調整するには、目的の値を入力します。 デフォルトでは、裁ち幅検出機能はオフになっています。
トリミング ボックスに接触しているオブジェクトや、トリミング ボックスの(一定距離の)範囲ぎりぎりにあるオブジェクトをチェックします。
画像の裁ち幅が十分かどうかを決定する場合は、画像の内容を考慮に入れます。 たとえば、白のピクセルと範囲内に含めるかどうかを考慮します。
裁ち幅の検出機能では、理想の最小裁ち幅ではなく、許容できる最小値を指定すると便利です。 たとえば、デザイナーに 0.125 インチの裁ち幅を指定した後で、0.0625 インチでも問題ないことがわかった場合、PDF プリフライトで 0.0625 インチの裁ち幅を検出すると、本当に問題のある箇所のみ抽出できます。
注: このオプションを使用すると、パフォーマンスが低下します。
注: プリフライトで裁ち幅の検出機能を使用すると、トリミング ボックスがメディア ボックスと同じ大きさの場合でも、裁ち幅の問題が検出され報告されます。 たとえば、QuarkXPress で裁ち幅を X としてファイルを作成し、裁ちトンボを付けずに PDF ファイルをエクスポートしてから、インポート後にプリフライトの検出によって、裁ち幅の値を X としてリファインできます。