以下のポートは Prinergy で使用されるので、Prinergy が操作できるようにオープンにしておく必要があります。
ポート | プロトコル | プロセス |
---|---|---|
80 | TCP | IIS サーバー、設定、トラック、*自動ライセンス更新 |
443* | TCP | HTTPS(*自動ライセンス更新機能に必要) |
445 | TCP | SMB |
548 | TCP | AFP(クライアントが AFP を使用してジョブ ボリュームをマウントする場合にのみ必要です) |
1024 - 9000 | TCP | デーモン、JTP、UADM、Workshop |
1521: 2481 | TCP | Oracle |
30208: 30209 | TCP | PrinterJTP to Veris |
49100 - 49102 | TCP | デーモン用の Orbacus 接続 |
49108: 58888 | TCP | リンク |
37000: 37001 | TCP | DiagView デーモン、DiagView |
50010 | UDP | フローティング ライセンス マネージャー |
56765 | TCP | フローティング ライセンス マネージャー |
37100: 37101 | TCP | Dashboard コンポーネント |
61233、61234、61235、18804 | TCP | RBA コンポーネント |
18005: 18080 | TCP | Prinergy Layout Automation |
37102、37150 - 37250、61237 | TCP | デジタル印刷 |
52001 | TCP | ColorFlow |
37002 | UDP | Plocator |
32000-32003、31000-31003、52002、8082-8085、8091 | TCP | ヘルプ システム |
注意:AFP ポート情報は、情報と古い設定の提供のみを目的としています。AFP は、Prinergy Workflow 8.0 では認定されていません。
ビルトインの Windows Firewall はサポートされていません。
Windows 2008 と Windows 2012 に同梱されているソフトウェア ファイアウォールは、Prinergy Connect/Direct/Powerpack サーバーではサポートされていません。
Prinergy Connect/Direct/Powerpack では、上記の静的ポートに加えて、多くの短期(一時)TCP/IP ポートを広範囲で使用しています。ビルトインの Windows ファイアウォールをアクティブにすると、予期せぬシステム動作が発生する可能性があります。
ファイアウォールの設置要件は、外部デバイスに一致している必要があります。ハードウェア ファイアウォール、別の(Prinergy 以外の)サーバーで実行されているソフトウェア ファイアウォール、または仮想環境のファイアウォール機器から選択できます。Prinergy ではプライマリおよびセカンダリ サーバーと Workshop クライアントの間で多くのポートをオープンにしておく必要があるため、ネットワーク インフラストラクチャにファイアウォールを設置することは重要です。
InSite Prepress Portal、InSite Creative Workflow、およびその他の Kodak ポータル製品のファイアウォール要件に関する情報は、各製品のマニュアルを参照してください。
ファイアウォールに関するその他の留意点
Prinergy サーバーと Workshop クライアントの間にファイアウォールがある場合は、一定の時間が経過しても、ファイアウォールがアイドル状態の接続を終了しないようにすることが重要です。終了した場合、Workshop はサーバーへの接続を強制的に再確立するため、遅延または停止の原因となる場合があります。代わりに、エンド ホストにプロービングして接続の有効性を判別し、接続が停止していると判断される場合にのみ、接続を終了する設定にする必要があります。この機能は、Cisco のファイアウォールでは「デッド接続検出」と呼ばれています。選択したファイアウォールで同様の機能が存在しない場合は、一般的なプロダクション シフトに等しい時間にアイドル タイムアウトを設定する必要があります。また、オペレータが Workshop を長期間稼働したままアイドル状態にすると、作業再開時に最大 2 分間 Workshop が停止する場合があることを警告しておく必要があります。
ローカル リンク IPv4
サブネットの IP 範囲 169.254.x.x は、ローカル リンクの自己割り当て IP アドレス用に IPv4 の仕様内で予約されており、Prinergy Workflow サーバー ソフトウェアとは動作上互換性がありません。
IETF.org の記事 rtfc3927(https://tools.ietf.org/html/rfc3927)を参照してください。