Harmony カーブを使用するプロセス テンプレートの残りすべてを移行して、移行プロセスを完了します。
移行プロセスでは、Prinergy Administrator のツールを使用して、カーブが ColorFlow にインポートされた後でプロセス テンプレートの移行を実行します。プリント カーブとプレート カーブの両方が ColorFlow にインポートされている場合、[カーブの参照先]が[ColorFlow の現在の状態]に切り替わります。また、プロセス テンプレートの[プリント カーブ]および[プレート カーブ]選択リストにこれらのカーブが表示されます。移行プロセスによって制作が中断されたり、出力結果が変更されたりすることはありません。
Prinergy Administrator で移行ツールを実行する前に、既存の Harmony データベースを ColorFlow にインポートする必要があります。ColorFlow を起動し、[プレート カーブ]タブまたは[プリント カーブ]タブの[Harmony インポート]セクションに移動します。[インポート]ボタンをクリックし、アクティブな Harmony データベース(Calcurve.hmy という名前)を探します。ColorFlow は、Calcurve.hmy ファイルの場所が認識されて、データベースを含む共有(Harmony$)に直接移動します。
インポートするカーブは個別に選択することも、すべてのカーブを選択することもできます。カーブを選択的にインポートする場合は、インポート プロセスを何回でも繰り返すことができます。Harmony カーブがインポートされたら、Prinergy サーバーで Prinergy Administrator に移動し、[ツール]/[プロセス テンプレート カーブの移行]を選択して[OK]ボタンを押します。移行ユーティリティでは、すべての出力プロセス テンプレートが検索され、以前の Harmony カーブに一致するインポート済み ColorFlow カーブが見つかった場合は、カーブがその ColorFlow カーブに切り替わります。
素晴らしい機能として、一致する ColorFlow カーブに対して[Prinergy で表示]チェックボックスがオンになります。これは便利な機能です。オンになっていないインポート済みカーブはどれも冗長であり、どのプロセス テンプレートでも参照されていないはずだからです。これにより、古くなったカーブを識別して除去できるため、データベースのサイズを縮小して効率化できます。
移行ユーティリティにより、ログ ファイルが C:\Prinergy\CreoAraxi\System\log\MigrateProcessTemplateCurves.log に書き込まれます。