入力ファイルはさまざまな方法で作成できます。LPV はファイルの作成方法に基づいて、さまざまな入力ファイル モデルをサポートしています。モデルは次のカテゴリに分けることができます。

• カテゴリ 1：カテゴリ 1 モデルの入力ファイルは次のとおりです。
  • レイヤー化されていないファイル
  • それぞれ 1 つのバージョン用のすべてのオブジェクト（ベース オブジェクトと差し替えオブジェクト）を含む
• カテゴリ 2：カテゴリ 2 モデルの入力ファイルは次のとおりです。
  • レイヤー化されていないファイル
  • それぞれベース オブジェクトまたは差し替えオブジェクトのどちらか（両方ではない）を含む
• カテゴリ 3：カテゴリ 3 モデルの入力ファイルには、レイヤー化された入力ファイルが含まれます。

入力ファイル モデルはバージョン ページを作成する方法に影響を与えます。バージョン ページが生成された後のワークフローは同じです。

表記上の規則

この章では、次に示す表記上の規則を使用して入力ファイル モデルについて説明します。

• 差し替えオブジェクトはKspot、K、またはSとして表示されます。
  • Kは他のバージョンのオブジェクトを含んでいないファイルの差し替えオブジェクトを示します。Kは任意のプロセスまたはスポット カラーです。
  • Sは他のバージョンのオブジェクトも含んでいるファイルの差し替えオブジェクトを示します。Sは任意のスポット カラーです。
• [ ]ⁿ は同じ形式の追加ファイルを示します。追加ファイルの数はモデルによって異なり、必要なバージョン数と入力ファイルのレイヤー数に応じて変わります。
• [Sⁿ] はファイル内の複数のスポット カラーを示します。
• CcMcYcKcはベースが 1 つの場合の共通オブジェクトを示します。ベースが複数ある場合は、CbMbYbKbとCcMcYcKcが異なるベース オブジェクトを示します。