従来の方法を使用してデジタル プリンタにファイルを送信する前に、プロセス テンプレートを設定します。
Prinergy Digital Print Installation and Configuration Guide（Prinergy Digital Print のインストールと設定ガイド）に従い、デジタル プリンタを Prinergy と連動するように設定する必要があります。

1. プロセス テンプレートを作成するには、以下のテンプレートを使用します。
   • 単ページ出力プロセス テンプレート（個々のページまたはページ セットをデジタル プリンタに送信する場合）
   • 面付け出力プロセス テンプレート（折丁をデジタル プリンタに送信する場合）
2. 出力先リストから、以下のいずれかの PDF 出力タイプを選択します。
   • PDF（ベクター出力）
   • PDF ラスター
   • PDF/X-1a:2000（ベクター出力）
   • PDF/X-3（ベクター出力）
   • TIFF
3. カラーが確実にマッチするように、カラー変換のプルーフ プロセス プロファイル（デスティネーション）ボックスで、プリンタの ICC プロファイルの名前を入力するか、このプロファイルを探して選択します。
4. レイアウトセクションのサイズリストで、デジタルを選択します。
5. レンダリングセクションで、必要に応じて解像度やその他のオプションを設定します。
6. デバイスセクションで絶対ファイルまたはプリンタを選択します。
7. ファイル形式セクションのファイル形式で、マルチページ ドキュメントを選択します。このオプションでは、選択したすべてのページに対し、1 つの PDF ファイルが作成されます。
   注: デジタル プリンタでは、各ページに対し独立した PDF ファイルを作成するシングル ページの選択はお勧めしません。
8. デジタル印刷用 JDFセクションを選択します。
9. ［ジョブの設定］領域で次の操作を行います。
   1. 部数ボックスで、部数を入力します。
   2. ジョブ名ボックスで Prinergy の標準プレースホルダを使用して、Prinergy からデジタル プリンタに送られるジョブ名を入力します。
      デフォルトの%job%が Prinergy で指定されたジョブ名として表示されます。
10. デバイスの選択領域で次の操作を行います。
    1. デバイスの種類を選択リストで、デジタル プリンタの種類を選択します。
    2. 次を使用してプリンタへファイルを送信領域で、ネットワーク コピーまたはHTTP プロトコルを選択します。
    3. PDF パスボックスに、プリンタで出力する PDF ファイルを作成するフォルダへのパスを入力します。
       これらのファイルをホット フォルダに送信する場合は、JDF パスボックスで指定したパスと同じにすることはできません。
    4. PDF ファイル名ボックスに、Prinergy で作成される PDF ファイルのファイル名を入力します。
       %JOBNAME%.%extension% のような、標準の Prinergy プレースホルダを使用してください。
    5. JDF パスボックスに、Prinergy で JDF ファイルを作成するフォルダへのパスを入力します。
       ファイルをホット フォルダに送信する場合は、デジタル プリンタ用のホット フォルダへのパスである必要があります。PDF パスボックスと同じフォルダは指定できません。
    6. JDF ファイル名ボックスに、Prinergy で作成される JDF ファイルのファイル名を入力します。
       %JOBNAME%.jdf のような、標準の Prinergy プレースホルダを使用してください。
11. 使用するプリンタ コントローラに応じて、次の設定を行います。
    

    使用するプリンタ コントローラ	方法
    NexPress	JDF テンプレートの選択領域で、参照を選択し、Prinergy とプリンタ間で通信できるように設定した JDF テンプレート ファイルを選択します。
    Creo Spire カラー サーバー（Xerox） Creo Production Stream（HP） Creo IC-301（コニカミノルタ）	必要に応じて、メディアの選択領域およびメディアの処理領域でオプションを設定します。 注: Creo Spire にはデフォルトのテンプレートが用意されている場合があります。デフォルトのメディア オプションを使用するには、そのテンプレートを選択します。
    Xerox FreeFlow Printer Manager	必要に応じて、メディアの選択領域およびメディアの処理領域でオプションを設定します。 デバイスに固有の設定領域で、デバイス名、キュー、デバイスの種類、およびプロトコルを指定します。
    HP SmartStream Print Server	JDF テンプレートの選択領域で、参照を選択し、Prinergy とプリンタ間で通信できるように設定した JDF テンプレート ファイルを選択します。 デバイスに固有の設定領域のジョブの仕様ボックスに、あらかじめ定義されたワークフローの名前を入力します。

12. ファイルメニューから、保存を選択して、プロセス テンプレートを保存します。

これで、このプロセス テンプレートを使用して、デジタル プリンタに印刷する出力プロセスを開始できます。