Altona Test Suite 2.0 を実行して、ワークフローが PDF/X-4 準拠であるかどうか、およびカラーの精度を確認します。
Altona Test Suite に付属するドキュメント パッケージには、サンプル画像や典型的なエラーなど、出力の評価に使用できる要素に関する詳細な説明が含まれています。Altona Test Suite 2.0 を実行するには、リファインおよび出力プロセス テンプレートで以下の設定を行います。

  1. http://www.eci.org を参照してください。
  2. European Color Initiative の Web サイトの[Downloads]セクションから Altona Test Suite 2.0 をダウンロードします。
  3. Prinergy でジョブを作成します。
  4. Altona 入力ファイルを追加します。
  5. リファイン プロセス テンプレートを作成するか開き、生成リストで、PDFを選択します。
  6. ノーマライズセクションのPDF 処理から、そのままを選択します。
  7. リファイン プロセス テンプレートのスポット カラーの処理セクションで、すべてのスポット カラーをプロセスに変換チェックボックスをオフにします。
  8. リファイン プロセス テンプレートのカラー変換セクションで、以下の手順を実行します。
    1. オーバープリント変換領域のチェック ボックスをすべてオフにします。
      たとえば、グレーをオーバープリントチェックボックスをオフにします。
    2. 埋め込まれたプロファイルを上書きチェック ボックスをオフにします。
    3. 入力デバイス コンディションの割り当て領域のチェック ボックスをすべてオフにします
      たとえば、CMYK 画像CMYK グラフィックRGB 画像、およびRGB グラフィックチェックボックスをオフにします。
    4. 埋め込まれた出力インテントを[最終出力プロセス プロファイル]として使用チェック ボックスをオンにします。
    5. レンダリング インテントリストすべてをPDF の設定を維持に設定します。
  9. 必要に応じて、リファイン プロセス テンプレートのトラップセクションおよびサムネイルセクションを設定します。
  10. リファイン プロセス テンプレートを保存します。
  11. Altona 入力ファイルをリファインします。
  12. 出力プロセス テンプレートを作成するか開き、出力先リストで、TIFFを選択します。
    注: 連続諧調データをサポートする任意のラスター形式を選択することができます。
  13. 選択した出力プロセス テンプレートのカラー変換セクションで、以下の手順を実行します。
    1. JTPリストでカラー マッチングを選択します。
    2. カラー マッチング領域で、ページ内容のカラー マッチングを選択します。
    3. 想定ソースまたはデバイスリンク プロファイルリファインで適用したとおりに設定します。
    4. オーバープリント処理チェック ボックスをオフにします (出力時に OPH が適用されます)。
    5. 方法リストから、ラスターを選択します。
  14. 選択した出力プロセス テンプレートのレンダリングセクションで、以下の手順を実行します。
    1. 諧調256に設定します。
    2. 分版するチェック ボックスをオフにします。
    3. スポット カラーの処理プロセスに変換に設定します。
    4. スポット カラーの変換にカラー コンバイナを常に使用チェックボックスをオンにします。
      注: スポット カラーが自動的にプロセス カラーに変換されます。
  15. ファイルを出力します。
    出力結果は TIFF Assembler Plus で表示できます。また、リファイン済み PDF ファイルをインクジェット プルーファやハーフトーン プルーファに出力できます。 たとえば、Spectrum デバイスに出力します。
    ハーフトーン ドナー素材と印刷インキの色域が一致している場合、カラー マッチングとオーバープリント処理は必要なく、通常行うように、ハーフトーン プルーファに出力します。 ドナーが異なっていて、カラー マッチングを使用する場合は、出力プロセス テンプレートのカラー マッチング領域にある方法リストで、ベクターを選択します。