見開きの分割では、見開き(2-up)を独立したページに分割するプロセスが自動化されます。 その後、ページをページ セット位置と面付けに割り当てることができます。

Prinergy では、最初のリファインの際にのみ、見開きを分割できます。 このプロセスでは、Prinergy によって次のことが実行されます。

見開きレイアウトの選択

見開きの分割は、リファイン プロセス テンプレートの[ノーマライズ]セクションに表示されます。 プロセス テンプレートでページの配置を指定することにより、Prinergy がページ数を認識し、見開きのどちら側をどのページとするかを判断できるようにします。 プロセス テンプレートで選択するオプションは、ファイルに含まれるページ数によって異なります。

マルチページの見開きを分割する場合:

  1. 文書が右綴じか、左綴じかを指定します。
  2. 最初のページと最後のページ("N")が同じ見開きにあるか、別々であるかを指定します。
  3. 次の表に従って、該当するチェック ボックスを選択します。

 

綴じ型式

最初と最後のページ

選択するチェック ボックス

左綴じ

同じ見開き内

 

別の見開き内

 

同じ見開き内

右綴じ

同じ見開き内

 

別の見開き内

 

同じ見開き内

 

シングルページの見開きを分割する場合(各入力ファイルが 2 ページ分、または 1 つの見開きである場合):

  1. 最初のページと 2 ページ目("N")がどのように配置されているかを指定します。

  2. 次の表に従って、該当するチェック ボックスを選択します。

注: シングルページのファイルを分割する場合、2 つのページがどのように配置されているかを指定するには、最初の 2 つのアイコンのみを使用します。 左綴じ右綴じのラベル、およびその他のページ アイコンは無視してください。

1 ページ目

選択するチェック ボックス

左側

右側


機能の制限

Prinergy では、入力ファイルにおける不正確なジオメトリ(特に、トリミング ボックスの設定)を自動的に補正するように設定することはできません。 入力ファイルでトリミング ボックスのジオメトリが不正確な場合は、手作業での調整が必要になります。 この作業は、見開きの分割の前、または後に実行できます。

不正確なジオメトリをページを分割する前に調整するには、次のいずれかを実行します。

不正確なジオメトリをページを分割した後に調整するには、次のいずれかを実行します。

以前の CEPS(Brisque CT/LW または TIFF/IT)など、正確なトリミング ボックスがない見開きをページ分割する場合:プロセス テンプレートの見開き領域で、折りの中央の裁ち幅を 1/2 インチ(または、目的のトリミングからファイルのメディア ボックスの端までの距離)に設定します。 生成されたページにはまだ不正確なトリミング ボックスが含まれていますが、面付けの中央に配置して適切に出力することができます。

注意: