JDF 面付けジョブ
データをやり取りしたり特定のジョブ作業を自動的に開始するた め、JDF 準拠のシステムではオープン スタンダードの JDF（Job Definition Format）が使用されます。現在読み込まれているプロ ファイルは、［環境設定］ダイアログ ボックスの［JDF］タブの設 定に基づいて、JDF ファイルが開かれたときに適用される自動化の 種類を決定します。
JDF 受信ファイルには、テンプレート折丁一致または生成によって ［プレス ラン リスト］を自動生成するための十分なプロダクト設定 を含めることができます。必要に応じて、詳細情報の追加や編集も 実行できます。
環境設定の指定
［環境設定］ダイアログ ボックスの［JDF］タブを使用して、ソフ トウェアで JDF ベースのジョブを自動化する方法を定義し、必要に 応じてカスタム プロファイルに設定を保存できます。
JDF ジョブの実行
JDF ファイルを開いた後に、自動生成されたレイアウトを確認し、現在の設定値をソース JDF の値と比較して、必要に応じて出力前に 調整することができます。
マーク ルールと Mark Rules Editor
マーク ルールは、JDF 自動化や自動付け合わせによりプレス ラン レイアウトが生成されるときに追加される SmartMark を決定する 条件を定義します。Mark Rules Editor ツールを使用して、作成する 各ルールに条件を設定し、ルールによって追加されるマークやマー ク グループを選択します。
JDF 環境設定の指定
- ［Preps ］ > ［環境設定］の順に選択します。
注意： Microsoft Windows オペレーティング システムでは、［編集］ > ［環境設定］の順に選択します。 - ［JDF］を選択します。
- ［折丁の作成］で［作成のみ］を選択します。
- ［折丁作成のマーク］で［マーク ルールに基づく SmartMark の 追加］を選択します。
- ［折丁作成のマーク］で、［JDF エラー マークの追加］が選択さ れていないことを確認します。
- ［OK］をクリックします。
マーク ルールの作成
- Preps \Utilities\Preps Mark Rules Editor フォル ダ内の［PrepsMarkRulesEditor］をダブルクリックして、ソフ
トウェアを起動します。 - ［Mark Rules Editor］で、［ツール］ > ［オプション］の順に選 択します。
注意： Windows オペレーティング システムの場合も、［ツール］ > ［オ プション］の順に選択します。 - ［環境設定］ダイアログ ボックスで、［単位］リストから単位を 選択します。ここでは［プロファイルの単位を使用］を選択し ます。
- ［プロファイル名］リストから、ルールに適用するプロファイル を選択します。ここでは［Default］をそのまま使用します。
- ［OK］をクリックします。
- ［Preps Mark Rules Editor］で、［ルール］ウィンドウ枠下部の ［＋］をクリックして、新しいルールを追加します。
- ［ルールのパラメータ］ウィンドウ枠でルールに名前を付けま す。ここではautogang1 と入力します。
- ［綴じ型式］で［1 枚もの（綴じなし）］を選択します。
注意： 各設定すべてに値を指定する必要はありません。たとえば、自動 生成されたすべての折丁に裁ちトンボを適用するという汎用ルールは、ルール名を設定するだけで作成できます。 - ［SmartMarks］リストで、このルールによって適用されるマー クをダブルクリックするか、［追加するマーク］リストへドラッ グします。ここでは、［Sample Group］をダブルクリックまた はドラッグします。
- ［ルールの保存］をクリックします。
JDF ジョブの作成
- ［ファイル］ > ［開く］の順に選択します。
- ［.jdf］ファイルを指定します。ここでは JDF_Activity.jdf を指定します。
- ファイルを選択して［開く］をクリックするか、ファイルをダ ブルクリックします。
Preps で自動的にジョブが作成されます。［プロダクト］ウィン ドウ枠にジョブのすべてのパートとセクションが表示され、［プ ロパティ］ウィンドウ枠の該当する項目にすべての情報が設定 されます。
注意： JDF ファイルでリストにない用紙などのリソースが使用されてい る場合、Preps では、そのリソースをリストに追加するかどうかを尋ねる メッセージが表示されます。［OK］をクリックします。 - ジョブを出力します。