キャパシティ メーターには、最大キャパシティと現在の処理を比較した計算結果に基づき、デバイスの稼働状況が表示されます。
キャパシティ メーターのカラー バーは、現在[処理中]キュー内にあるジョブの完了に必要な合計処理時間を表します。カラー バーの長さは、設定時間範囲内でジョブの処理にかかる時間を反映しています。ジョブの完了に必要な合計処理時間もキャパシティ メーター内部に表示されます。
注意:デバイスで実行中でも Prinergy サーバーから送信されていないジョブは、処理時間が 5 分に固定されてキャパシティ メーターに表示されます。
合計処理時間がキャパシティ メーターの時間の長さを超える場合は、キャパシティ メーター内部に表示される時間の横に + 記号が付きます。たとえば、キャパシティ メーターの時間の長さが 8 時間に設定されていて、合計処理時間が 8 時間を超える場合は、キャパシティ メーター内部に表示される時間は「8:00+」になります。
キャパシティ メーターの時間の長さを設定するには、キャパシティ メーターの右側にあるメニューから必要な時間の長さを選択します。時間の長さは最大で 24 時間です。各デバイスのデフォルトの作業可能時間は、Setup および Administrator で Prinergy サーバーに接続されたデバイスのリストにデバイスを追加するときに定義します。デフォルトの時間の長さは 8 時間シフトです。
推定処理時間は、ドキュメントの印刷面数、選択した部数、および Setup または Administrator でデバイスを設定したときに設定した印刷速度(デバイス速度)に従って計算されます。
注意:Prinergy Administrator での速度は、1 時間当たりの面数として定義されます。一部のデジタル印刷機では、PPM(ページ数/分)を面数/時に変換する必要があります。たとえば、60 PPM は 3600 面/時です。
上記の例では、キャパシティ メーターの時間の長さは 8 時間シフトに設定されていて、現在[処理中]キュー内にあるジョブの完了に必要な合計処理時間は 2 時間 20 分です。