Prinergy では、Preps 面付けソフトウェアの統合に、フル アクセスと自動面付けという 2 つのオプションが提供されます。
フル アクセスの Preps の統合オプション
このオプションでは、Workshop から Preps を起動し、ライセンスのある Preps(Preps Pro または Preps Plus、フローティング ライセンスまたはドングル)のすべての機能を使用できます。
このオプションでは、Preps で面付けを作成、編集、およびエクスポートして、Prinergy ジョブで使用するために Prinergy にインポートできます。 Preps テンプレートを作成および編集することもできます。 以下のファイルを Prinergy ジョブにインポートできます。
- Preps 5.1 以降のジョブ ファイル
- PJTF および JDF ファイル
- PostScript および PDF マーク ファイル
以下では、フル アクセスの Preps 統合オプション用の面付け作成ワークフローの概要について説明します。
- 入力ファイルを追加および処理し、ページ セットを作成します。
- Preps を Prinergy から開き、面付けを作成します。
Preps により、Prinergy のページ セットに基づいた空白ページのラン リストが追加されます。 - テンプレートを作成または編集し、折丁を追加して、メディア(デバイス)を定義します。
- 面付けを Adobe Job Ticket または JDF ファイルとして出力します。
混在ファイル ジョブを保存する場合は、Preps で面付けをジョブ チケット ファイル(.pjtf または .jdf)として保存します。 マークは PostScript ファイル(.ps)として保存されます。 PDF ジョブとして保存する場合、Preps JDF では、.pdf マーク フラットが生成され、マークは PJTF ファイルに埋め込まれます。
Prinergy により自動的に面付けがインポートされ、ページが面付けに割り当てられます。
自動面付けオプション
自動面付けオプションを使用すると、以下を行うことができます。
- 既存の Preps テンプレートから(Preps を起動せずに)Prinergy で面付けを作成します。 テンプレートを作成または編集することはできません。
注: 自動面付け機能を使用すると、面付けを作成する前にテンプレートを編集できないため、[面付けの新規作成]ダイアログ ボックスで使用可能なのは、Prinergy の折丁選択を使用ボタンのみです(他の面付けアプリケーションを使用ボタンは使用できません)。
- 以下の未加工の面付けファイルを、Prinergy ジョブにインポートします。Prinergy で使用できる形式に、ファイルをあらかじめ変換しておく必要はありません。
- Preps または UpFront ソフトウェアからの Preps .job ファイル
- Preps ジョブ、または UpFront ソフトウェアによって作成された JDF-MIS(Job Definition Format-Management Information System)面付け情報
- Preps JDF、または、Prinergy と互換性のあるソフトからのその他の JDF(Job Definition Format)面付け情報
注:PREPS 5およびUpfrontはEOSLであり、テストおよびサポートは終了しています。