生成タスクでは、生成プロセス テンプレートを使用する必要があります。
操作 | 詳細 |
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JTP リスト | バージョン ページで使用する JTP(Job Ticket Processor)を選択します。 |
バージョン レイヤー オプション - オーバープリントに設定チェック ボックス
- レイヤー間の混色チェック ボックス
| これらのオプションを使用し、すばやくノックアウトやオーバープリントの問題を修正します。 [オーバープリントに設定]チェック ボックス:差し替えレイヤーのオブジェクトによってベース レイヤーにノックアウトが生じ、かつそのノックアウトが各バージョンで同じではない場合に、このチェック ボックスをオンにします。 このチェック ボックスにより、変更オブジェクトをすべてオーバープリントに設定できます。ここで変更オブジェクトとは、ベース レイヤー以外のレイヤーにリンクされたページのオブジェクトです。 たとえば、ベース レイヤーの CMYK 画像で英語とフランス語のテキストがブラックで印刷される場合、各言語のテキストはオーバープリントである必要があります。オーバープリントでない場合には、両方の言語でのベースの CMY 版がノックアウトされ、ブラックのテキストを重ねる際に問題が生じます。 注意:100% ホワイトのオブジェクトでは処理が異なり、特定の色版でノックアウトされることがあります。 [レイヤー間の混色]チェック ボックス:差し替えレイヤーの「表示されない」オブジェクト(ページの空白部分でインキ設定が 0% のオブジェクト)が、1 つまたは複数のベース レイヤーの版との境界をぼかしたりノックアウトしたりする場合に、このチェック ボックスをオンにします。 このチェック ボックスは PDF の透明機能を使用してレイヤーにドロップ シャドウを適用したり、露光を数回行って二重焼きの効果をシミュレートします。 このチェック ボックスを使用すると、バージョニングのオブジェクトのホワイトまたはクリアな部分を透明にし、カラーと網パーセントが設定されたオブジェクトだけがその部分の色調を決定します。
Blend Layers Darken or Multiply ラジオボタン - Darken がデフォルトで、LPV が始まって以来そうなっています。乗算は、ブレンドが暗すぎる場合に使用できます。 注意:一部だけ画像にかかっているテキストがページにある場合に、[レイヤー間の混色]チェック ボックスをオンにすると、画像にかかっている文字とかかっていない文字の違いを 300 dpi 程度の低解像度で確認できます。 この違いは、1200 dpi 程度の高解像度、またはジョブ属性の編集ダイアログ ボックスの[RIP オプション]セクションで Adobe PDF Print Engine を RIP として選択している場合には確認されません。 |
オブジェクト比較時の許容値 - オブジェクト位置の相違ボックス
- 網パーセントの相違ボックス
| 入力ファイル モデル 1 または 2 を使用している場合、オブジェクト位置の相違ボックスに、(異なるページでの)2 つの同一のオブジェクト間の最大距離を入力します。オブジェクトのずれがこの距離以内の場合は同じオブジェクトと見なされます。 入力ファイル モデル 1 または 2 を使用している場合、[網パーセントの相違]ボックスに、(異なるページ上の)2 つの同一のオブジェクト間の最大網パーセントの相違を入力します。オブジェクトの相違がこの網パーセント以内の場合は同じオブジェクトと見なされます。 |
エラー レイヤーの名前ボックス | バージョン プランに割り当てられていないすべてのオブジェクトを(関連付けられているページに)含んでいる PDF レイヤーの名前を入力します。 |
すべてのレイヤーのリンクを確認リスト | 警告を選択すると、バージョン ページに少なくとも空のレイヤーが 1 つある場合にメッセージが送られます。 処理情報ダイアログ ボックス、および[履歴]表示でメッセージが表示されます。 これらのメッセージを受信しない場合は、[無視]を選択します。 |
共通オブジェクトの違いを検出リスト | この設定は、モデル 1 および 2 にのみ関係しています。 (モデル 1 では、バージョンごとにベース オブジェクトと差し替えオブジェクトを含む 1 つの入力ファイルが使用され、差し替えオブジェクトがスポット カラーとして定義されています。 モデル 2 では、バージョンごとにベース オブジェクトと差し替えオブジェクトを含む 1 つの入力ファイルが使用され、すべてのオブジェクトがプロセス カラーになります。差し替えオブジェクトはカラーでは識別されません。) このリストのオプションによって、「共通」オブジェクトの違いに対するシステムの対応方法が決定されます。「共通」オブジェクトとは、すべてのバージョン ページに表示されるオブジェクトです。このため、ベース レイヤーによって異なります。 オブジェクトの見かけが同一であっても、構造が異なる場合があります。相違がある場合は、オブジェクトを作成したアプリケーションのバージョンが異なると考えられます。 共通オブジェクトに違いが発生したときにメッセージを受け取るには[警告]を選択します。 処理情報ダイアログ ボックス、および[履歴]表示でメッセージが表示されます。 異なるオブジェクトはエラー レイヤーにマッピングされ、ベース レイヤーには含まれません。 共通オブジェクトに違いが発生したときに、生成プロセスを停止してエラーアイコンを表示するには、[エラー]を選択します。 操作は失敗しますがレイヤー PDF は生成されるので、オペレータは問題を確認することができます。 異なるオブジェクトはエラー レイヤーにマッピングされ、ベース レイヤーには含まれません。 オブジェクトの違いに関係なく印刷するには[無視]を選択します。 共通オブジェクトの適合性をチェックするソフトウェアが無効になります。 Prinergy では、バージョン プラン表示の使用するカラー列に従ってオブジェクトがベースにマッピングされます。共通オブジェクトは検索されません。 警告またはエラーを選択して生成プロセスを実行している場合、およびオブジェクトの違いが原因で発生するエラーを認識している場合を除いて、無視は選択しないことをお勧めします。 このオプションは、作成アプリケーションでページを調整するだけでは修正できない、問題があるオブジェクトを含むファイルを処理する場合に適しています。 差し替えレイヤーのすべてのオブジェクトがベース レイヤーに確実に登録されるように、バージョン ページを手動でプルーフすることをお勧めします。 |
共通オブジェクトの違いの処理 | この設定は、モデル 1 および 2 にのみ関係しています。 (モデル 1 では、バージョンごとにベース オブジェクトと差し替えオブジェクトを含む 1 つの入力ファイルが使用され、差し替えオブジェクトがスポット カラーとして定義されています。 モデル 2 では、バージョンごとにベース オブジェクトと差し替えオブジェクトを含む 1 つの入力ファイルが使用され、すべてのオブジェクトがプロセス カラーになります。差し替えオブジェクトはカラーでは識別されません。) [共通オブジェクトの違いを検出]の設定で[警告]または[エラー]を選択した場合は、「共通」オブジェクト(すべてのバージョン ページに表示され、ベース レイヤー上にあるオブジェクト)に違いが発生したときの対応方法を選択します。 オブジェクトの見かけが同一であっても、構造が異なる場合があります。相違がある場合は、オブジェクトを作成したアプリケーションのバージョンが異なると考えられます。 問題のあるエレメントをエラー レイヤーに移動するかまたはコピーするかを選択します。 - 共通オブジェクトの違いおよび共通オブジェクトをエラー レイヤーに移動
- 共通オブジェクトの違いのみをエラー レイヤーに移動
- 共通オブジェクトの違いのみをエラー レイヤーにコピー
注意:[共通オブジェクトの違いのみをエラー レイヤーに移動]および[共通オブジェクトの違いのみをエラー レイヤーにコピー]オプションは、共通レイヤーに割り当てられている PDF ファイルを、その他のすべてのバージョンの比較対象となる対照 PDF ファイルとみなします。 必要なすべての共通オブジェクトが、この対照 PDF ファイルに含まれるようにしてください。 |
共通オブジェクトの違いに赤い X マークを付ける | [共通オブジェクトの違いを検出]の設定で[警告]または[エラー]を選択している場合に、このチェック ボックスをオンにすると、共通オブジェクトに違いが発生したときに、差し替えレイヤーのオブジェクトのバウンディング ボックスに赤い X が表示されます。 |
トリミング領域外の 共通オブジェクトの違いを無視 | [共通オブジェクトの違いを検出]の設定で[警告]または[エラー]を選択した場合に、ページのトリミング領域外のすべてのオブジェクトを無視するには、このオプションを選択します。 注意:オブジェクトがトリミング ラインに重なっている場合は無視されません。 |
バージョニング ホワイト オブジェクトの検出 | 差し替えレイヤーのホワイト オブジェクトを識別して、オレンジの X で示すことができます。 差し替えレイヤーでホワイト オブジェクトが検出されると警告が表示されます。このため、抽出されるカラーを変更することができます。 - 差し替えレイヤーでホワイト オブジェクトが検出された場合に、警告を表示して抽出されるカラーを変更できるようにするには、警告を選択します。
- 差し替えレイヤーでホワイト オブジェクトが検出された場合に、警告を表示して抽出されるカラーを変更できるようにし、差し替えレイヤー内のホワイト オブジェクトのバウンディング ボックスをオレンジの X で示すには、警告してマークを選択します。
- 検出プロセスをキャンセルするには、無視を選択します。
注意: - ホワイト オブジェクトの検出では、ページにバージョニング ホワイト オブジェクトが存在するかどうかが検出されます。 バージョニング ホワイト オブジェクトを正しく処理するようにバージョン プランが定義されているかどうかは検出されません。 バージョン プランが正しく定義されているかどうかを確認する方法については、バージョンニング ホワイト オブジェクトを参照してください。
- [共通オブジェクトの違いを検出]設定を[無視]に設定した場合は、[バージョニング ホワイト オブジェクトの検出]設定の使用はお勧めしません。 この設定で生成すると、バージョニングされていないホワイト オブジェクトがバージョニング ホワイト オブジェクトとして検出されることがあります。
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トリミング領域外バージョニング ホワイト オブジェクトを無視 | [バージョニング ホワイト オブジェクトの検出]設定で[警告]または[警告してマーク]を選択した場合に、ページのトリミング領域外のすべてのオブジェクトを無視するには、このオプションを選択します。 注意: オブジェクトがトリミング ラインに重なっている場合は無視されません。 |
残りのセクションについては、Prinergy Workshop オンライン ヘルプのリファイン プロセス テンプレートの説明を参照してください(同じセクションが含まれています)。
注意:生成プロセス時にトラッピングまたはカラー マッチングが有効になっている場合は、共通レイヤーまたはベース レイヤー上のオブジェクトのみがトラッピングまたはカラー マッチングされます。