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ジョブが完了したらジョブ ファイルをアーカイブし、ファイルをパージしてディスクの空き領域を増やすことができます。 後で必要になった場合、そのジョブ ファイルを読み込むことができます。
または、ジョブをコピーしてアーカイブされたジョブを読み込むこともできます。
アーカイブ、パージ、読み込みプロセス テンプレートで、ジョブ ファイルのアーカイブ、パージ、読み込みを制御します。
ジョブ ファイルのアーカイブおよびパージはいつでも実行できますが、通常、ジョブの印刷後に実行します。
アーカイブ、パージ、および読み込みに使用するウィンドウは、必要な範囲によって異なります。 ジョブ全体または複数のジョブに内容を反映させるには、ジョブ ファインダを使用します。 (一度に 30 個までのジョブをアーカイブ、パージ、読み込みできます)。1 つのジョブに内容を反映させるには、ジョブ マネージャーを使用します。


アーカイブについて

ジョブ ファイルをアーカイブする場合、ファイルを別のテープまたはディスクに保存します。 ファイルは、データベースにあるジョブに関するコンテキストと情報と共に保存されます。
アーカイブは 2 つのレベルで実行されます。

  • ジョブ全体をアーカイブすると、ジョブ フォルダ内のすべてのファイルおよび別の入力ボリュームにあるジョブに追加されたファイルがアーカイブされます。 後からジョブをパージすると、ジョブ フォルダ全体が元のボリュームから削除されますが、別の入力ボリュームにある入力ファイルはすべてパージされず、現在の場所で維持されます。
  • ジョブ内の選択ファイルをアーカイブすると、そのファイルのみがアーカイブされます。 別の入力ボリュームからジョブを追加したファイルおよびジョブ フォルダにコピーされたファイルは、Workshop のジョブ マネージャーでこれらのファイルを明確に選択した場合にのみアーカイブされます。

折丁または色版をアーカイブすると、この折丁または色版に関連付けられているファイルもすべてアーカイブされます。
アーカイブを実行するには、アーカイブ プロセス テンプレートで、アーカイブするメディア プールまたはディスクを指定する必要があります。 アーカイブは、常に複数のメディア プールまたはディスクに対して実行し、常にスペア コピーがある状態にしてください。
注: 増分アーカイブは実行できません。 完全アーカイブを実行すると、アーカイブ前に各ファイルが変更されたかどうかを Prinergy で確認する必要がなくなります。 テープにアーカイブする場合、完全アーカイブでは、たとえば変更されたファイルが元のジョブとは異なるテープにある場合でも、アーカイブ前にテープを交換する必要がありません。


パージについて

ジョブ ファイルをパージすると、ジョブを作成したボリュームから、アーカイブされたファイルが削除されます。 パージを行うと、その分のディスク領域は解放されますが、後で読み込むことができるように、パージされたファイルの記録は保持されます。 パージできるのは、アーカイブされたジョブ ファイルのみです。
ジョブ全体をパージすると、ジョブ フォルダ全体が元のボリュームから削除されますが、別の入力ボリュームにある入力ファイルはいずれもパージされず、現在の場所で維持されます。
パージ プロセス テンプレートを使用する際は、必ずファイルをアーカイブしたメディア プールまたはディスク ボリュームを指定するようにしてください。 ファイルをパージする前に、Archiver はファイルが正常に指定のプールまたはディスクにアーカイブされたことを確認します。 ファイルをアーカイブしたプールと同じプールまたはディスクがすべて指定されていないと、Archiver は各ファイルのアーカイブ先として 1 つのプールまたはディスクのみをチェックするため、アーカイブの重複コピーを作成する前に、誤ってジョブ ファイルをパージする可能性があります。


パージと破棄

ジョブを完全に破棄すると、ジョブはシステムから削除され、ジョブの情報もすべてデータベースから削除されます。
ジョブの破棄はジョブのパージとは異なります。パージでは、ジョブのデータがデータベースに残ります。 ジョブを破棄すると、ジョブが作成されたボリュームからジョブ フォルダおよびすべてのデータが削除されます 別の入力ボリュームにある、ジョブに追加されたファイルは破棄されません。
ジョブを破棄した後で、削除されたデータを読み込むことはできません。 したがって、ジョブは、再度使用する必要がない場合にのみ破棄します。 ジョブを再度出力する必要がある場合は、破棄せずにアーカイブしてからパージしてください。


読み込みについて

ジョブ ファイルのアーカイブおよびパージ後にジョブ ファイルにアクセスする必要がある場合、ファイルを読み込むことができます。 たとえば、ジョブの版を再び作成する必要がある場合などです。
ジョブ ファイルを読み込むと、ジョブが作成された元のボリュームにジョブ ファイルが復元されます。 読み込むことができるのはアーカイブされたジョブ ファイルのみです。
色版を読み込む場合、その色版に関連付けられているファイルもすべて読み込まれます。 折丁を読み込む場合、その折丁に関連付けられているファイルもすべて読み込まれます。
既にボリュームにあるファイルを読み込もうとすると、Prinergy によって、読み込むファイルがオンラインのファイルと一致するかどうかが確認されます。 2 つのファイルの修正日時が一致する場合、既存ファイルを上書きが読み込みプロセス テンプレートで選択されていない限り、保存ファイルは読み込まれません。

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