サーマル ブルーラインを作成するには、まずサーマル ブルーライン用の面付け出力プロセス テンプレートを作成する必要があります。 その後、ジョブ マネージャーで折丁の表面と裏面を選択し、作成したサーマル ブルーライン用プロセス テンプレートを使用して面付け出力プロセスを開始します。
注: 出力プロセスを開始する前に、面付けから折丁全体、つまり、折丁の表面と裏面を選択したことを確認してください。どん天面付けの場合は、単面を選択します。
Prinergy では常に、面付けプランの各面ごとに TIFF ファイルが作成され、ジョブでの面付け形式にかかわらず、サーマル ブルーライン メディアで正しい方向に出力されます。その結果、デバイスでメディアを回転する場合に、画像は常にバックアップされます。
- 新規または既存のプロセス テンプレートを開きます。
- ツールメニューから、プロセス テンプレート エディタを選択します。
- [プロセス テンプレート エディタ]ウィンドウで単ページ出力または面付け出力を展開し、使用するグループを展開します。
- プロセス テンプレートをダブルクリックして編集するか、右クリックしてプロセス テンプレートの新規作成を選択し、新しいプロセス テンプレートを作成します。
- 面付け出力プロセス テンプレートの出力先リストで、TIFFを選択します。
レイアウトセクションで、以下のオプションを設定します。
オプション
設定
サイズ
カット紙を選択します。
面付け型式
達磨どん天を選択します。
最大幅
サーマル ブルーライン メディアの高さ(ラベルは幅となっていますが、幅ではありません)を入力します。たとえば、30.3125と入力します。
注: この数字は、Print Console ソフトウェアでのドラムの周囲の長さです。最大長さ
サーマル ブルーライン メディアの画像領域の幅(ラベルは高さとなっていますが、高さではありません)を入力します。たとえば、40.5と入力します。
注: この数字は、Print Console でのドラムの幅です。方向
90°を選択します。
注: このオプションによって、TIFF ファイルの画像配置が指定されます。幅方向の中央
チェックボックスを選択します。
高さ方向の中央
チェックボックスを選択します。
レンダリングセクションで、以下のオプションを設定します。
オプション
設定
JTP
Proofなど、TIFF 出力プールを選択します。
解像度 Xと解像度 Y
2400と入力します。
カラー モデル
DeviceGrayを選択します。
諧調
1を選択します。
スポット カラーの処理
プロセスに変換を選択します。
キャリブレーション&スクリーニングセクションで、以下のオプションを設定します。
オプション
設定
キャリブレーション カーブ
%%NONE%%を選択します。
スクリーン線数
175を選択します。
角度
45を選択します。
スクリーンをページで回転
チェックボックスを選択します。
注: システムでは、すべての色版を同じ角度でスクリーンし、ユークリッド ドット形状を常に使用します。そのため、スクリーン システムボックスからスクリーン システムを、またはドット形状ボックスからドットの形状を選択する必要がありません。Prinergy では、スクリーン線数および角度オプションの設定にかかわらず、スクリーン線数が 175 lpi に、スクリーン角度が 45 に設定されます。
- 処理済ファイル オプションセクションで同じ名前で既存ファイルを上書きチェックボックスをオフにします。
- ファイル形式セクションの圧縮リストで、RLEを選択します。
デバイスセクションで、以下のオプションを設定します。
オプション
設定
出力タイプ
絶対ファイルまたはプリンタを選択します。
デバイス パス
Print Console のサーマル ブルーライン ホット フォルダへのパスを指定します。
- ファイルメニューから、名前を付けて保存を選択し、プロセス テンプレートに名前を付けて保存します。
これで、サーマル ブルーラインを作成するために、このプロセス テンプレートを使用して出力プロセスを開始する準備が整いました。