歪みを使用して、「曲がった」印刷機シリンダーなどの印刷機の調整の問題を補正できます。
yshearは、回転と類似した方法で指定します。yshearは、Y軸のみを回転するので、出力画像は平行四辺形になります。つまり、X 方向の辺が X 軸に対する平行を維持しますが、Y 方向の辺は Y 軸から指定した量だけ傾いて離れます。
xshearは、回転と類似した方法で指定します。xshearは、X軸のみを回転するので、出力画像は平行四辺形になります。つまり、Y 方向の辺が Y 軸に対する平行を維持しますが、X 方向の辺は X 軸から指定した量だけ傾いて離れます。
下の歪みの適用方法の例を参照してください。
歪みが適用されていないグリッド出力(参照用)。
同じグリッドに、負の数 3 の歪みを適用した場合。
反対方向に移動したい場合は、見当加減プロファイルに正の数を適用します。
注意:
- 歪みは、印刷機のずれと反対方向に移動する必要があります。
- 隅での先端の伸び方に注意してください。
- 上記の例で使用されている 3 度は、説明のためものです。一般的な歪みの量はこれより小さくなります。
例
これは、歪みを使用するサンプル見当加減プロファイルのテキスト(<file name>.wgp
)です。
ヒント:Prinergy と共にインストールされたサンプル ファイルをコピーして修正すると、内容を入力する必要がありません。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE profile SYSTEM "WebGrowthProfile.dtd">
<profile>
<plate tower="1" side="U">
<xshear angle=".1" />
</plate>
<plate tower="2" side="U">
<xshear angle=".1" />
</plate>
<plate tower="3" side="U">
<xshear angle=".1" />
</plate>
<plate tower="4" side="U">
<xshear angle=".1" />
</plate>
</profile>