フォントがジョブで使用できない場合は、フォント検索パスを使用する必要があります。
フォント検索パスは、フォントの場所を指定します。フォント検索パスは、ジョブの新規作成時に既存のジョブからコピーできますが、後でジョブ マネージャーから設定することも可能です。
以下の場合はフォント検索パスを設定する必要はありません。
- フォントがジョブ ファイルに埋め込まれている
- フォントは <ジョブ フォルダ>\Fonts フォルダにあります。
Prinergy でジョブが処理され、不明なフォントが検出されると、以下の順序でそれぞれの場所にあるフォントを自動的に検索します。
- ジョブのフォント検索パスで指定された場所
<ジョブ フォルダ>\Fonts
フォルダ(特定のジョブのために変換されたフォント)%AraxiHome%\CreoAraxi\Data\Fonts
フォルダ(すべてのジョブのために変換されたフォント)
ジョブに対して使用するフォントが複数のフォルダにある場合、Prinergy が検索する各フォルダに対して検索パスを追加し、Prinergy がフォルダを検索する順序を指定する必要があります。
不明なフォントまたは埋め込まれていないフォントは、リファイン プロセスで PDF に埋め込むことができます。リファイナで埋め込みに使用されるフォントは、以下の場所にあります。
- ノーマライザ フォント:
%AraxiHome%\AdobeExtreme\bin\fonts
- グローバル フォント変換フォント:
%AraxiHome%\CreoAraxi\data\fonts
- ジョブ フォント変換フォント:
<ジョブ フォルダ>\Fonts
注意: 欧文基本 14 書体はリファイン時に自動的に埋め込まれます。 したがって、Prinergy のノーマライズ機能では、PDF ファイル内の不明な欧文基本 14 書体は検出されません。 これを回避するには、次のいずれかの操作を行うことができます。
- プリフライト プロファイル エディタの欧文基本 14 書体を無視チェック ボックスをオフにします。
- ノーマライザ フォント(Courier を除く)を「
%AraxiHome%\AdobeExtreme\bin\fonts
」フォルダ以外の場所に移動します。 これを行うと、ノーマライズ機能では不明なフォントが埋め込まれず、欧文基本 14 書体が不明な場合でもそれを原因とするエラーが発生します。