About thumbnails

ページを使って作業する場合、ページの内容を確認するためにサムネイルを使うと便利です。

サムネイルを表示するには

ページのサムネイルを作成するには、サムネイルセクションが選択されたリファイン プロセス テンプレートを使用して入力ファイルをリファインします。
入力ファイルのリファイン後にサムネイルを作成するには、サムネイルを選択して PDF ページをリファインします。
サムネイルを表示するには、［ジョブ マネージャー］で［表示］>［サムネイル表示］を選択します。サムネイル表示では、ページは割り当て別にグループ化されています。
Adobe Acrobat でページを編集しても、ジョブ マネージャーのサムネイルは自動的には更新されません。サムネイルの画像を更新するには、PDF ページを再度リファインします。

サムネイルの表示状態

次に、表示されるサムネイルの例を示します。

サムネイルの制御

サムネイルは次の方法で制御できます。

• サムネイルの高解像度での表示
  Prinergy Workshop でサムネイルを高解像度で表示するには、Prinergy Workshop の［環境設定］ダイアログ ボックスで［大きなサムネイルの表示］を選択します。大きなサムネイルは 24 dpi です。デフォルトのサムネイルの解像度は 6 dpi です。
  解像度 6 ～ 300 dpi のサムネイルを生成できますが、1 MB を超えるサムネイルを生成すると、リファイン プロセスのサムネイル タスクが失敗することがあります。サムネイルのファイル サイズは、PDF のサイズとサムネイル生成時に選択した解像度の組み合わせで決まります。このため、大きな PDF には 6 dpi のサムネイルを作成できますが、大きな PDF に 300 dpi のサムネイルを作成すると、サムネイルのタスクが失敗することがあります。
  Prinergy Workshop に大きなサムネイルを表示する場合は、Prinergy で解像度 24 dpi 以上のサムネイルを作成するようにしてください。たとえば、Prinergy で 6 dpi のサムネイルを作成し、Prinergy Workshop で［大きなサムネイルの表示］を選択すると、サムネイルの画像はぼやけて見えます。
  サムネイルの解像度は、Prinergy Administrator の［Configuration Options］ダイアログ ボックスにあるThumbnailsタブで設定できます。
• 空白のサムネイルを使用した表示の高速化
  サムネイル表示速度を上げるために、実際のサムネイルに代わってプレースホルダを使用できます。Prinergy Workshop の［環境設定］ダイアログ ボックスの［デフォルト（空白）サムネイルの使用］を選択します。
  この設定は、次のようなジョブに便利です。
  • すべてを実際のサムネイルで表示するとパフォーマンスが低下する容量の大きなジョブ
  • テキストが多い場合など、各ページの内容が類似していて、サムネイル表示がページの区別に役立たないジョブ'
• サムネイル表示で各列に偶数のサムネイルを表示
  Prinergy Workshop の［環境設定］ダイアログ ボックスで［すべてのページ表示に各列の偶数のサムネイルを表示］を選択すると、各列に偶数のサムネイルを表示できます。これは見開きの場合に便利です。

サムネイルとプルーフ プロセスの相互関係

サムネイルを作成する JTP は、プルーフを生成する JTP と同じです。Prinergy のインストールに Proofing JTP が 1 つしかない場合は、サムネイルとプルーフを一度に生成する際に、処理に時間のかかることがあります。
たとえば、プルーフの生成に長い時間がかかる場合は、サムネイル生成を含むリファイン プロセスの後になるようにキューに入れることができます。同様に、リファイン プロセスに長い時間がかかる場合は、サムネイル作成のステップを、プルーフ プロセスの後になるようにキューに入れることができます。

注意：カラーマッチングなどの様々な要因により、サムネイルの色は、洗練されたサブページや様々な出力形式と一致しない場合があります。