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カラー指定(インキ)の量の相対的な差異に基づいて隣接するカラー(オブジェクト)間でトラップが生成されるかどうかに影響する相対ステップ制限を設定できます。2 つのオブジェクトの間のカラー指定量の相対的な差異がステップ制限以下である場合、トラップは生成されません。ステップ制限は、リファイン プロセス テンプレートのトラップセクションで制御されます。

各インキに対して、2 つの隣接したカラー間の相対的なインキ ドットの割合が、下層のカラーで分割された 2 色の間の差として計算されます。下の表の最初の例では、60% のカラー 1 および 40% のカラー 2 の相対的インキ ドットの割合は、(60 - 40)÷ 40 = 0.5 または 50% で計算されます。

値が高い場合は 2 色の間で大きな変化があるため、トラップが必要になる可能性があることを示します。Trapper はインキの相対的インキ ドットの割合をステップの制限(%)値と比較し、2 つ以上の色版の値がステップの制限(%)値よりも大きく、ステップが反対方向である(つまり、カラー 1 とカラー 2 のいずれかのインキでドットの割合が増加し、もう一方のインキで減少する)場合、トラップを作成するかどうかを判断します。ここで相対的な値を使用すると、淡い色の間にあるトラップに対してより高い感度を、濃い色の間にあるトラップに対してより低い感度を利用することができます。

下の例の場合は、2 つの色版がステップの制限値の 25% と等しいか大きく、ステップが反対方向であるため、Trapper はトラップを作成します。

色版

カラー 1

カラー 2

相対的インキ ドットの割合

ステップ制限(25%)に当てはまるかどうか

シアン

60%

40%

(60-40)÷ 40 = 0.5 または 50%

はい、50% >25%

マゼンタ

25%

31%

(31-25)÷ 25=0.24 または 24%

いいえ、24% < 25%

イエロー

30%

40%

(40-30)÷ 30 = 0.33 または 33%

はい、33% >25%

基本

10%

14%

 

無視、5% の最小差に一致しない

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