ファイルの転送アクションを使用して、ファイルを別の Prinergy システムの別のルールに送信するルールを作成します。
- ファイルを受信するルールを作成します。
- ルール セット マネージャーを開き、ルール セットの新規作成をクリックします。
- イベントタブで、イベントを設定領域にドラッグします。
たとえば、対象イベントで、手動トリガを設定領域にドラッグします。
- アクションタブのリモート アクションで、ファイルの転送をアクション未設定アイコンにドラッグします。
- イベントとアクションの間のラインをダブルクリックして、以下の表に従ってパラメータを設定します。
行
操作
対象コンピュータ
サーバー名をServer1などのように入力します。
対象コンテキスト
ルール セットが有効化されるコンテキストを入力します。設定できるのは、システム、ジョブ名、またはジョブの GUID(ジョブのグローバルな一意識別子)です。
ルール セットのパス
転送されるファイルを受信するルール セットの、パスと名前を入力します。パスは、ルール セット マネージャーにおける、このルール セットを含むグループを示します。たとえば、MyGroup/AddRemoteInputFiles のようになります。
ファイル パス
転送するファイルのパスを入力します。パスはセミコロンで区切ります。ディレクトリ内のすべてのファイルを転送するには、ディレクトリのパスを入力します。
追加プロパティ
ファイルと共に追加パラメータも送信する場合は、この領域を展開し、文字列 1から文字列 6の行にパラメータを入力します。
詳細オプション
代替の対象コンピュータ:フェールオーバー サーバーを使用する場合は、そのサーバー名を入力します。複数のサーバーを指定するには、セミコロンで区切ります。
再試行の継続時間:通信できなかった場合に、Prinergy でファイル転送の再試行を継続する時間を入力します。たとえば、Prinergy でファイル転送の試行が 4 分間継続されるようにできます。この時間内に通信できない場合は、Prinergy はファイル転送の試行を停止します。
再試行の間隔:通信できなかった場合に、Prinergy でファイル転送の再試行を行う間隔を入力します。たとえば、再試行の継続時間パラメータで指定されている時間が経過するまで、Prinergy で 1 分ごとに試行が行われるようにできます。
帯域幅:2 台のコンピュータ間の帯域幅のレベルを入力します。このパラメータは、ファイル圧縮などの高度な設定を制御します。 - OKをクリックします。
- ルール セットを保存して閉じ、有効化します。
ヒント: 実際のファイルを送信せずに、ファイル パスのリストのみを送信する場合は、送信リモート トリガイベントまたは Raise Event ツールを使用します。