並列実行の制限アクションのみを使用するときには、特別なエラーまたは例外の処理は必要ありません。 ルール チェーンが完了すると、どのように完了するかに関係なくリミッタがリリースされます。
並列実行制限の解除アクションを使用するときには、エラーまたは例外が発生した場合に、明示的なリミッタのリリースが望ましいことがあります。 エラーまたは例外が処理された後に追加のプロセスがあり、次のインスタンスをできる限り早く続行したい場合、例外処理の一部としてリミッタを明示的にリリースすることができます。 明示的にリリースしない場合、チェーンが完了したときに自動的にリリースされます。
デッドロック
リミッタを使用しているどの並列実行の制限アクション インスタンスも続行されないために並列実行リミッタがデッドロックになっている場合、次の手順を実行してデッドロックを解消します。
- プライマリ サーバーの C:\Program Files (x86)\Kodak\RBA\bin\DataModels\CustomDevDataModel で、Semaphores.xml ファイルを削除します。
- Windows タスク マネージャーのプロセスタブで、AutomationApp.exe プロセスを停止します。
AutomationApp.exe が再起動すると、データ モデルがロードされたときに Sepmaphores.xml ファイルが再作成され、並列実行の制限アクションのすべての実行中のインスタンスが再びキューに入れられます。 最初に再びキューに入れられたインスタンスが、その後リミッタを取得できます。