Prinergy Administrator の[Network File Shares Configuration(ネットワーク ファイル共有の設定)]で、Prinergy の Mac ファイル共有プロトコルと、ジョブまたは入力ボリュームのファイルを設定または変更します。
要件
- すべての Prinergy サーバーおよびクライアント コンピュータを、最新の Prinergy バージョンに更新する必要があります。
- すべての Mac クライアント コンピュータで、Mac OS X または macOS をサポートしているバージョンが実行されている必要があります。
- ファイル共有プロトコルを定義または変換するには、先にファイル共有を作成する必要があります。
- すべてのファイルを閉じます。
開かれているファイルは変換されないので、リソースは保持されません。 - すべてのアーカイブ、パージ、読み取りアクティビティを停止します。
- RBA(Prinergy ルール ベースの自動処理)ソフトウェアを使用していて、有効にしたルール セットが Archive/Retrieve JTP または Purge JTP を使用している場合は、Prinergy を終了して、ルール セットが実行されないようにします。
- Prinergy を終了しない場合は、Archive/Retrieve JTP または Purge JTP を停止します。どちらの JTP も Prinergy プライマリ サーバーまたはセカンダリ サーバーに置かれます。
- Prinergy Administrator で、[Tools(ツール)] > [File Shares for Prinergy(Prinergy のファイル共有)]を選択して、[Network File Shares Configuration(ネットワーク ファイル共有の設定)]ダイアログ ボックスを表示します。
左ウィンドウ枠には、現在のファイル共有が表示され、各ファイル共有がジョブ ホームで使用されているかどうかと、AFP または SMB ファイル共有プロトコルを使用しているかどうかが示されます。 - [File Shares(ファイル共有)]セクションで、Named Fork を使用した SMB に変更するすべてのボリュームを選択します。
- ファイル共有がジョブ ホームで使用できるようにするには、[Share can be used for job home(ジョブ ホームとしての使用を許可)]を選択します。
- [Server Message Block (SMB) / Common Internet File System (CIFS)]を選択し、[Named Forks]を選択します。
- Windows サーバー上にジョブ ボリュームがある場合は、各共有上で Named Fork を使用した SMB を有効にして、すべての Mac クライアント コンピュータが Named Fork を使用した SMB を使用して接続を行うようにします。
- Windows クライアント コンピュータから、各 Windows 共有に接続します。
- ルート フォルダに、
t.txt
という名前のファイルを作成します。 - コマンド プロンプト ウィンドウを開き、ドライブを Windows 共有のルート フォルダに変更します。
- 以下のコマンドを実行します。
ren t.txt .com.apple.smb.streams.on
- ファイル リソース情報は、プロトコルを変更しても変更されません。ファイル リソース情報を保持する場合は、「Retaining File Resources(ファイル リソースの保持)」の手順を使用して、ファイル リソースを保持します。
- 以下のいずれかの操作を実行します。
- 共有フォルダを Workshop に今すぐ表示されるようにするために、Prinergy を停止してから起動します。
- Prinergy を既に停止している場合は、再起動します。
- Archive/Retrieve JTP または Purge JTP を停止している場合は、再起動します。
ファイル リソース情報は、プロトコルを変更しても変更されません。ファイル リソース情報を保持する場合は、「Retaining File Resources(ファイル リソースの保持)」手順を使用して、ファイル リソースを保持します。
プライマリ サーバーと同じドメインにない Mac クライアント コンピュータで統合されている Preps を使用している場合は、「SMB での Preps の有効化」を参照してください。
注意:AFP は、Prinergy Workflow では認定されていません。