- お客様の IT 部門か IT コンサルタントに依頼し、Araxi ユーザーをドメインに追加してもらいます。お客様がサポートを必要としている場合は、以下の手順に従ってください。
- ドメイン コントローラで、ドメイン管理者としてログオンします。
- [スタート]>[すべてのプログラム]>[管理ツール]>[Active Directory ユーザーとコンピュータ]を選択します。
- ツリーのウィンドウ枠で、ドメイン ノードを展開します。
- Araxi サービス アカウントを含むフォルダを選択します。
デフォルトのアカウント名はAraxi
で、デフォルトのフォルダ パスはUsers\Araxi
です。 - Araxi サービス ユーザー アカウントを作成し直している場合は、古い Araxi サービス アカウントを右クリックし、[削除]を選択してから、[はい]をクリックします。
- 新しい Araxi サービス アカウントを保存するフォルダを右クリックしてから、[新規作成]>[ユーザー]を選択し、画面の指示に従います。[ユーザーは次回ログオン時にパスワードの変更が必要]チェック ボックスをオフにします。
- 以下の手順で、Prinergy サーバーをドメインに追加します。
Administrator
として Prinergy サーバーにログインします。- サーバーのデスクトップで、[マイ コンピュータ]を右クリックし、[プロパティ]を選択します。
(Windows Server 2008 のみ)[コントロール パネル]>[システム]ウィンドウ右下の[設定の変更]をクリックします。 - [コンピュータ名]タブで[変更]をクリックします。
重要:サーバー名への参照が多くあるため、[コンピュータ名の変更]ダイアログ ボックスのコンピュータ名は変更しないようにしてください。 - [所属するグループ]領域で[ドメイン]を選択します。
- ドメイン名を入力し、[OK]をクリックします。
- [ドメイン ユーザー名とパスワード]ダイアログ ボックスで、ドメインに参加資格のあるアカウントの名前とパスワードを入力し、[OK]をクリックします。
アカウント名とパスワードを入手するために、ネットワーク管理者への問い合わせが必要になる場合があります。
- Prinergy サーバーを再起動します。
- ドメイン ユーザー名とパスワードを使用して、Prinergy サーバーにログインします。
- ドメインの Araxi サービス アカウントをローカルの管理者グループに追加します。
- サーバーからログオフします。
Administrator
として Prinergy プライマリ サーバーにログオンし、[スタート] > [設定] > [コントロール パネル] > [管理ツール] > [サービス]を選択します。
[サービス]ウィンドウが表示されます。これで Prinergy サービス アカウントのログイン権限を設定できるようになります。
重要:Windows Server のオペレーティング システムを使用している Prinergy システム内のすべてのサーバーのサービス アカウントに対して、同じ変更を行う必要があります。- [サービス]ウィンドウで以下の手順を実行して、Prinergy Araxi サービス アカウントのログイン権限を設定します。
- 右ウィンドウ枠で[Araxi]を右クリックし、[プロパティ]を選択します。
- [ログオン]タブで、[次のアカウント]を選択し、ドメインのプレフィックスを含む完全なアカウント名を入力します(例:
Prinergy\Araxi
。ここで、Prinergy
はドメイン名を、Araxi
はアカウント名を示します)。 - [パスワード]と[パスワードの確認入力]ボックスに、Araxi サービスのユーザー アカウントのパスワードを入力し、[OK]をクリックします。
- [サービス]ウィンドウで以下の手順を実行して、Prinergy バックアップ サービス アカウントのログイン権限を設定します。
- 右ウィンドウ枠で、Prinergy Configuration Backup を使用する場合は、[AraxiSystemBackup]を右クリックし、[プロパティ]を選択します。Prinergy Online Backup を使用する場合は、[AraxiBackupManager]を右クリックし、[プロパティ]を選択します。
- [ログオン]タブで、[次のアカウント]を選択し、ドメインのプレフィックスを含めた完全なアカウント名を入力します(例:
Prinergy\Araxi
)。 - [パスワード]と[パスワードの確認入力]ボックスに、Araxi サービスのユーザー アカウントのパスワードを入力し、[OK]をクリックします。
- Prinergy システムで EPM か EPM+ を使用している場合は、[サービス]ウィンドウで以下の手順を実行して、Araxifilereplicator サービス アカウントのログイン権限を設定します。
- 右ウィンドウ枠で[Araxifilereplicator]を右クリックし、[プロパティ]を選択します。
- [ログオン]タブで、[次のアカウント]を選択し、ドメインのプレフィックスを含めた完全なアカウント名を入力します(例:
Prinergy\Araxi
)。 - [パスワード]と[パスワードの確認入力]ボックスに、Araxi サービスのユーザー アカウントのパスワードを入力し、[OK]をクリックします。
- 以下の手順を実行して、ドメインの Araxi サービス アカウントのユーザー権限を有効にします。
- Prinergy サーバーで、[スタート] > [プログラム] > [管理ツール] > [ローカル セキュリティ ポリシー]を選択します。
- ツリーのウィンドウ枠で、[ローカル ポリシー]を拡張し、[ユーザー権利の割当]をクリックします。
ユーザー権利のリストが右ウィンドウ枠に表示されます。 - 右ウィンドウ枠で、[オペレーティング システムの一部として機能]を右クリックし、[セキュリティ]または[プロパティ]を選択します。
- [追加]または[ユーザーまたはグループの追加]をクリックします。[名前]リストで、ドメインの Araxi サーバー アカウントを選択し、[追加]をクリックしてから、[OK]をクリックします。
[ローカル セキュリティ ポリシーの設定]ダイアログ ボックスが開き、[割り当て先ユーザー/グループ]ボックスに Araxi サービス アカウントが表示されます。 - 右ウィンドウ枠で、[サービスとしてログオン]を右クリックし、[セキュリティ]または[プロパティ]を選択します。
- [追加]または[ユーザーまたはグループの追加]をクリックします。[名前]リストで、ドメインの Araxi サーバー アカウントを選択し、[追加]をクリックしてから、[OK]をクリックします。
[ローカル セキュリティ ポリシーの設定]ダイアログ ボックスが開き、[割り当て先ユーザー/グループ]ボックスに Araxi サービス アカウントが表示されます。 - [OK]をクリックします。
ドメインの Araxi サービス アカウントへの権限が割り当てられない場合や、これらの権限が翌日に使用できない場合は、ドメイン セキュリティ ポリシーによりローカル コンピュータのセキュリティ設定が上書きされている可能性があります。
この場合は、お客様の IT 部門に依頼して、Araxi ユーザーに適切なドメイン ポリシー ユーザー権限を付与してもらいます。- ドメイン コントローラで、グループ ポリシー オブジェクト エディタを開き、[コンピュータの構成] > [Windows 設定] > [セキュリティの設定] > [ローカル ポリシー] > [ユーザー権利の割り当て]を選択します。
このダイアログ ボックスは、[管理ツール] > [ドメイン セキュリティ ポリシー] > [セキュリティの設定] > [ユーザー権利の割り当て]から開くこともできます。 - 適切な権限を割り当てます。
- ローカル コンピュータで、コマンド プロンプト ウィンドウを開き、「
gpupdate
」と入力します。
これにより、ローカル コンピュータで新しいドメイン セキュリティ ポリシーが更新されます。
- ドメイン コントローラで、グループ ポリシー オブジェクト エディタを開き、[コンピュータの構成] > [Windows 設定] > [セキュリティの設定] > [ローカル ポリシー] > [ユーザー権利の割り当て]を選択します。
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