Prinergy LPV では、リファイン済みページに一貫したファイル名パターンがある場合に、リファイン済みページをバージョン ページへ自動的にリンクできます。レイヤーそれぞれにページ名パターンを定義して、入力ファイルでリファイン プロセスを開始できます。Prinergy はページをリファインし、バージョン ページに自動的にリンクします。さらに Prinergy は、バージョン ページがまだ存在しない場合にバージョン ページを自動的に作成します。
リファイン済みページの一貫した名前
リファイン済みページ名が一貫していない場合、スマート ホット フォルダを使用してリファイン済みページの名前を変更し、ページ名に一貫性を持たせることができます。
スマート ホット フォルダの使用の詳細については、スマート ホット フォルダ参照してください。
リファイン済みページを自動的にリンクするために必要な基本タスク
リファイン済みページを自動的にリンクするために必要な基本タスクを次に示します。
- ページ名パターンの定義 ― 各レイヤーにリファイン済みページ名を一致させるページ名パターン(複数可)を定義します。
- バージョン ページの作成 ― バージョンプランでページ名パターンを設定した後で、リファイン プロセス テンプレートのバージョン ページの作成チェックボックスを使用してファイルをリファインします。このチェックボックスをオンにすると、ページ名パターンを使用してリファイン済みページをバージョン ページにリンクし、必要に応じてバージョン ページを作成することができます。
自動リンクを使用する LPV ジョブで入力ファイルをリファインすると、Prinergy は次の処理を実行します。
- リファイン済みページを、すべて最初のレイヤーのページ名パターンと比較します。
- ワイルド カードの値に基づいて、パターンに一致するリファイン済みページごとにバージョン ページを作成します(まだ作成していない場合)。
- リファイン済みページを、それぞれ対応するバージョン ページのレイヤーにリンクします。
- 残りのレイヤーに対して前述の手順を繰り返します。
関連項目: