プロセス テンプレートのこのセクションでは、最終出力に関するデバイス関連のパラメータを指定します。
デフォルトの出力タイプ
特定のネットワーク デバイスまたはファイルの保存場所へのパスを入力するには、[絶対ファイルまたはプリンタ]を選択します。
ジョブ フォルダの場所に関連したパスを入力するには、[ジョブ関連ファイル]を選択します。
注意:デフォルトは[ジョブ関連ファイル]で、[デバイス パス]ボックスのデフォルトは %JOB% です。
[デバイス パス]ボックスにネットワーク デバイスのパスを入力すると、[出力タイプ]には[絶対ファイルまたはプリンタ]が自動的に選択されます。
複数印刷ジョブとして送信
出力する各面を別々のジョブとして送信します。
[出力タイプ]に[絶対ファイルまたはプリンタ]が選択されている場合、または、[レンダー]セクションの[Delta]オプションが有効になっている場合に使用可能です。
プレートを至急処理
すべての色版を RIP 処理してから出力デバイス キューに送信する(デフォルト動作)のではなく、各色版の完了後すぐに、直接接続された出力デバイスに送信するには、このチェック ボックスをオンにします。
出力が直接デバイスに送信されるように設定されていて(TIFF などのようにファイル出力するのではなく)、[複数印刷ジョブとして送信]チェック ボックスをオンにしている場合に使用できます。
デバイス名
複数の出力デバイス(Magnus、Lotem、Trendsetter など)がシステムに接続されている場合に、使用可能なデバイスのリストがこの設定に含まれます。 [デバイス名]リストを使用して、使用するプロセス テンプレート用の特定の出力デバイスを選択します。
デバイス パス
デフォルトの設定は、[出力タイプ]で選択したオプションによって異なります。
- [出力タイプ]が[絶対ファイルまたはプリンタ]の場合は、UNC(Universal Naming Convention)パスを使用して Windows NT ネットワークの出力デバイスの名前を入力するか、[参照]をクリックしてファイルの場所を選択します。
- [出力タイプ]が[ジョブ関連ファイル]の場合、デフォルトは %JOB%Proofs です。 このデフォルト値では、処理を行うジョブの
Proofs
フォルダに出力されます。Proofs
フォルダは、ジョブ フォルダ内の任意のサブフォルダに変更できます。
両面印刷および丁合い用に空白の面を出力
空白面、つまり色版がない面を持つ面付けを出力する場合に選択します。両面印刷や丁合いが正しく出力されます。
ミラー出力
膜面が下になるようにメディアを出力します。
ネガ出力
ネガティブ画像を出力します。
メディアのカット
デバイスがメディアを自動的にカットするようにします。[出力先]リストで
メディア カット機能のあるデバイスが選択されている場合に使用できます。
メディアのロード
デバイスがメディアを自動的にロードするようにします。[出力先]リストで
メディア ローディング システムのあるデバイスが選択されている場合に使用できます。
メディアのアンロード
デバイスがメディアを自動的にアンロードするようにします。
[出力先]リストでメディア ローディング システムのあるデバイスが選択されている場合に使用できます。
手動
オペレータが手動でデバイスをロードするようにメッセージを表示させる場合に選択します。
[出力先]リストでメディア ローディング システムのあるデバイスが選択されている場合に使用できます。
メディアのアンロード モード
メディアをアンロードするモードを選択します。
[出力先]リストでメディア ローディング システムのあるデバイスが選択されている場合に使用できます。 詳細については、ご使用のデバイスのマニュアルを参照してください。
HPRTL デバイス
Hewlett-Packard のデバイスをお持ちの場合は、[HP]を選択してください。
Iris 43WIDE のデバイスをお持ちの場合は、[Iris/Mutoh]を選択してください。
HPRTL は、Hewlett-Packard により開発されたラスター ファイル形式で、多くのデバイス メーカーで使用されています。
[出力先]リストで[HPRTL]が選択されている場合に使用できます。
可変メインスキャン イメージング
この領域は、最終出力デバイスが Variable Mainscan Resolution(VMR)オプションを使用するコダック製デバイスである場合にのみ使用できます。
VMR オプションでは、出力デバイスの解像度をメインスキャン(ドラムの周囲)方向にピクセル単位で調整する方法で、ピクセル境界をレンチキュラー レンズ境界のレンズのピッチに合わせます。
VMR オプションを使用して画像を出力するには、[可変メインスキャン イメージングを有効]チェック ボックスをオンにしてから、次のいずれかの作業を行います。
- TIFF ファイルが、レンズ ピッチ数に一致する特定の VMR 解像度(2423 dpi(メインスキャン)x 2400 dpi(サブスキャン)など)で既にリファインされている場合、[レンダリング解像度でイメージング]を選択します。
解像度はプロセス テンプレートの[レンダー]セクションで指定されます。
注意:この方法で指定できる値は整数のみです。 詳細な解像度を指定するには、[次の解像度でイメージング]を選択して、必要なメインスキャン解像度を指定します。
- TIFF ファイルが、レンズ ピッチ数に一致する特定の VMR 解像度(2423 dpi(メインスキャン)x 2400 dpi(サブスキャン)など)で既にリファインされている場合、[レンダリング解像度でイメージング]を選択します。
- ファイルのメインスキャン解像度をさらに調整する場合は、[次の解像度でイメージング]を選択し、必要なメインスキャン解像度を少数点以下第 3 位まで指定できます。
レンダー解像度の 3.2 パーセント(プラス/マイナス)の範囲で解像度を入力できます。 たとえば、2400 dpi の TIFF ファイルをメインスキャン方向に 2423.765 dpi でイメージングできます。
- ファイルのメインスキャン解像度をさらに調整する場合は、[次の解像度でイメージング]を選択し、必要なメインスキャン解像度を少数点以下第 3 位まで指定できます。
サブスキャン(ドラムの軸方向)の解像度は影響を受けません。