Prinergy では、フォントは Printer Font ASCII 形式である必要があります。フォント変換を使用するか、フォント検索パスをジョブに追加する必要がある場合があります。
フォントが入力ファイルに埋め込まれている場合、または入力ファイルで参照されているフォントが Prinergy に付属の PFA(Printer Font ASCII)形式の Adobe 基本 138 フォントのみの場合、Prinergy では、フォント変換やフォント検索パスを使用せずにリファインおよび PDF ページへの出力を行うことができます。
フォントが入力ファイルに埋め込まれていない場合は、フォント変換を使用して Prinergy で使用できる PFA 形式でフォント情報を作成します。また、変換済みのフォントをジョブで使用できるように、フォント検索パスをジョブに追加します。フォント検索パスは、ジョブに使用するフォントを Prinergy が検索する場所を指定します。Prinergy でジョブをリファインする場合、ノーマライズにより、指定されたFontsフォルダから、リファイン プロセス中に作成される PDF ページにフォント情報が埋め込まれます。
入力ファイルに、埋め込まれていない OpenType フォント、または Microsoft フォント スーツケースのフォントが含まれている場合、それらのフォントがある場所をフォント検索パスに追加します。フォント変換を使用する必要はありません。
フォントのサブセット化または埋め込み
Prinergy では、サブセット フォントと埋め込みフォントのどちらを使用してもファイルを処理できます。 フォントを完全に埋め込むとファイル サイズが増加しますが、埋め込みが必要な場合もあります。 たとえば、Acrobat を使用して複数の PDF ファイルをマージする場合、フォントを埋め込むことによってフォント リソースに関する問題が発生する可能性が減り、フォントの編集機能が保持されます。