ColorFlow Measure Edition は、印刷条件キャラクタライゼーション チャートを測定するためのスタンドアロン アプリケーションです。X-Rite i1Pro3、i1iO3、i1iSsis、i1iSis XL、i1iSis2 XL、および Konica-Minolta Myiro-9 分光光度計に対応しています。ColorFlow Measure Edition は、すべての Prinergy Workflow ユーザーが使用できます。
ColorFlow Measure は、主に、Azure 上のコダック マネージド サービス(KMS)内で ColorFlow Workflow Edition および Pro Workflow Edition をご利用のお客様を対象としています。
仮想環境では分光光度計インターフェイスとの通信に遅延があるため、KMS 環境内の仮想マシン(VM)上で実行されている ColorFlow クライアントに分光光度計を接続することは適切ではありませんでした。また、ローカルの ColorFlow Pro Workflow クライアントとクラウドの ColorFlow データベースとの間の通信に許容できない遅延があるため、KMS 環境で測定するためにローカル ワークステーションで ColorFlow クライアントを実行することは現実的ではありません。ColorFlow Measure Edition は、メインの ColorFlow データベースとの通信を不要にすることで、ローカル ワークステーション上でのチャートの測定を効率化できるように設計されています。ColorFlow Measure を使用すると、チャートをオフラインで作成して測定し、KMS で実行されている ColorFlow Workflow または Pro Workflow クライアントにインポートできるように、その測定値を CGATS.5 ファイルで保存できます。
KMS 環境のサポート以外でも、ColorFlow Measure を使用して、X-Rite i1Pro3、X-Rite i1iO3、および Konica-Minolta Myiro-9 分光光度計をサポートしていない Kodak Spotless Software(KSS)および ColorFlow の旧バージョンのチャートを測定できます。
Measure Edition は、ColorFlow Workflow ユーザーであればすぐに使い方に慣れることができます。これは、単一の[チャート]パネルで構成されています。チャートの作成、エクスポート、印刷、測定、および測定ファイルのエクスポートができます。