ラベル マークにはテキスト入力用のプレースホルダが含まれています。 ラベル マークは印刷材上のどこにでも置くことができ、プレースホルダ テキストはジョブからの可変テキストに置き換えられます。 マークのカラーはデフォルトにより設定されています。
ラベル マークLBL_Contact Name、LBL_Contact Phone、LBL_Customer、LBL_Job ID、LBL_Job Noteの可変テキストはジョブ プロパティのジョブ情報タブで定義できますが、Contact:などのプレフィックスは編集できません。
ラベル マークのフォント、スタイル、サイズ、カラー、およびオーバープリントの指定を変更できます。その際には、[マーク]パレットや、[ジョブ プロパティ]の[内容]タブを使用するか、マーク自体をダブルクリックか右クリック(Ctrl + クリック)してマーク プロパティダイアログ ボックスを表示します。 Pandora ソフトウェア内のマークのクロップ ボックスは修正できません。
マーク内の可変テキストを制御するには、編集可能なテキスト マークを使用します。 別の方法でマークをカスタマイズする場合は、独自のラベル マークを作成します。
ラベル マーク | 可変データに入る情報 |
---|---|
LBL_Artworks.pdf | レイアウトに使用されているアートワークの名前 |
LBL_Color.pdf | [ジョブ プロパティ] > [出力設定]タブのカラー設定。 各色版を出力します。 |
LBL_Contact Name.pdf | ジョブ プロパティのジョブ情報タブの担当者ボックス |
LBL_Contact Phone.pdf | ジョブ プロパティのジョブ情報タブの電話番号ボックス |
LBL_Customer.pdf | ジョブ プロパティのジョブ情報タブの顧客ボックス |
LBL_Date.pdf | システム クロックに基づく、ジョブが出力された日付 |
LBL_DateClock.pdf | ジョブがレイアウトに配置されたか、最後に保存された日付 |
LBL_DateClockBlanking.pdf | 年の最初からすべての月を非表示にして示される日付 |
LBL_Device.pdf | ジョブに使用される出力デバイス |
LBL_Die Station Number KO.pdf | ダイ ステーションに割り当てた番号、カラーはノックアウト |
LBL_Die Station Number XL.pdf | ダイ ステーションに割り当てた番号、大きな文字サイズ(72 ポイントまで)で指定 |
LBL_Die Station Number.pdf | ダイ ステーションに割り当てた番号、文字サイズを 4 ~ 24 ポイントで指定 |
LBL_Info_Box.pdf | ジョブ ID 、顧客、担当者、電話番号、印刷機、およびカラーを各版に含める |
LBL_Job Filename.pdf | 名前を付けて保存ダイアログ ボックスの名前ボックス(Macintosh)またはファイル名ボックス(Windows)で指定したジョブの名前 |
LBL_Job ID.pdf | ジョブ プロパティのジョブ情報タブのジョブ IDボックス |
LBL_Job Note.pdf | ジョブ プロパティのジョブ情報タブのメモボックス |
LBL_MonthYear.pdf | システム クロックに基づく、ジョブが出力された月 |
LBL_Numberofartworks.pdf | レイアウトに使用されている各アートワークの数 |
LBL_Output Distortion.pdf | 水平方向および垂直方向へのひずみ率 |
LBL_Plate.pdf | レイアウトに使用されている版のサイズ |
LBL_Press.pdf | ジョブに使用される印刷機 |
LBL_PressSheet Size.pdf | 印刷用紙のサイズ(従来の作業用) |
LBL_Qrcode.pdf | この QR コード ラベル マークの属性は編集可能です。コードをレイアウトの任意の場所に配置して、すべてのアートワークまたはダイ ステーションに適用できます。 その他の情報については、後述します。 |
LBL_Substrate Size.pdf | 印刷材のサイズ |
LBL_Text.pdf | 編集可能なテキスト マーク |
LBL_Time.pdf | システム クロックに基づく、ジョブが出力された時間 |
Pandoraversion\Extras\Marks
フォルダには以下のラベル マークが含まれています。
ラベル マーク | 可変データに入る情報 |
---|---|
LBL_Die Station Num KO UL.pdf | ダイ ステーションに割り当てた番号、カラーはノックアウト、下線付き |
LBL_Die Station Num XL UL.pdf | ダイ ステーションに割り当てた番号、大きな文字サイズ(72 ポイントまで)で指定、下線付き |
LBL_Die Station Number UL.pdf | ダイ ステーションに割り当てた番号、文字サイズを 4 ~ 24 ポイントで指定、下線付き |
これらのマークを使用するには、元の場所からマークパレットにインポートします。 以下のいずれかの操作を実行します。
- Macintosh の場合:[マーク]パレットで、[マークのインポート]アイコンをクリックし、
Applications\Pandora <version>\Extra\Marksmark file name
を選択して、[インポート]をクリックします。 - Windows OS ベースのコンピュータの場合:[マーク]パレットで、[マークのインポート]アイコンをクリックし、
Pandoraversion\Extras\Marksmark file name
を選択して、[インポート]をクリックします。
LBL_Qrcode.pdf に関するその他の情報
LBL_Qrcode.pdf
マークは、Marks\Labels フォルダにあります。
注意:Pandora アプリケーション フォルダ以外の場所にマークを保存している環境でマークを使用するには、マークをインポートする必要があります。
基本的なマークは、$[DMPG_X_S_HxW] のようになります。
このマークは、データ マトリクス ECC 200 バーコードに置き換えられ、X
変数に入力された値を Base256 エンコード スキーマでエンコードします。各要素の意味を以下に示します。
- DMPG は必須です。変更しないでください。 これは DataMatrixPage の省略形です。
- X は、URL、電子メール アドレス、または他の項目の名前(たとえば www.kodak.com)です。
- S は、データ マトリクス バーコードのポイント単位での高さです(デフォルトはポイント単位でのマーク テキストの高さです)。
- H と W は、データ マトリクス バーコードのドット(セル)単位での高さと幅です。 デフォルトは
40x40
です。
次の正方形のサイズがサポートされます。
10x10 | 12x12 | 14x14 | 16x16 | 18x18 | 20x20 |
22x22 | 24x24 | 26x26 | 32x32 | 36x36 | 40x40 |
44x44 | 48x48 | 52x52 | 64x64 | 72x72 | 80x80 |
88x88 | 96x96 | 104x104 | 120x120 | 132x132 | 144x144 |
次の長方形のサイズがサポートされます。
8x18 | 8x32 | 12x26 | 12x36 | 16x36 | 16x48 |
LBL_Qrcode.pdf を使用するには
LBL_Qrcode.pdf
マークをレイアウトに追加します。
[ジョブ プロパティ] > [内容]タブの[属性]でマークを選択したときには、このテキストは、$[DMPG_34567_64_64x64] と表示されます。34567
を置き換えるテキストを入力します。 たとえば、34567
を www.kodak.com で置き換えると、$[DMPG_www.Kodak.com_64_64x64] のようになります。
注意:現時点では、このマークのX
コンポーネントには、<Contact Name>
などの Pandora 変数は使用できません。- 必要な場合は、
64
を別の値に置き換えてマークの高さを変更します。 - 必要な場合は、
64x64
をいずれかのサポートされている正方形または長方形のサイズに置き換えてマークのサイズを変更します。