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重要:以下の情報は、新しいデフォルトの裁ち幅アルゴリズムを使用しない場合にのみ適用されます。 説明する項目がダイアログ ボックスで使用できない場合は、新しいアルゴリズムが使用中であることを意味します。 古いアルゴリズムを使用するには、DefaultUser.properties ファイルを開き、Die.UseNewBleedExtractionAlgorithm の値を false に設定します。 変更を有効にするため、Pandora を再起動します。

まれに、ソフトウェアが不正確な裁ち幅線を作成することがあります。 ジョブ プロパティでダイの属性を変更して裁ち幅線を変更するか、環境設定ですべての裁ち幅を変更できます。 Pandora で裁ち幅線を生成する際に、不正確な裁ち幅線が作成される最も一般的な理由は、ダイ ステーションの一部のみを描いていることです。 エレメントの処理条件角度大から角度小またはその逆に変更することで、この問題を迅速に修正できます。

  1. ダイを選択します。
  2. ジョブ プロパティ] > [属性]で、[裁ち幅]タブを選択します。
  3. エレメントの処理条件]領域で、[角度小]または[角度大]を選択します。
    Pandora がダイ ステーション全体ではなくその一部だけを描いている場合は、この設定を変更してファイルの別のラインを描かせるようにすると、正しい形状を作成できる場合があります。
  4. 角度の変更でこの問題が修正されない場合は、[距離]と[許容範囲]の値を調整してみます。
    Pandora は、ダイ ステーションの境界を描く際に[距離]と[許容範囲]の値を使用して、描く次のラインを探します。 距離の値を大きくすると、ラインの間隔が小さいファイルを正しく描きやすくなります。 距離の値を小さくすると、ファイル内のラインが少し重なり合っている場合に有効です。 距離が重視される裁ち幅線を Pandora で生成するときに長時間かかる場合は、許容範囲を小さくします。 これらの値の横の一覧に、3 種類の推奨設定が示されています。
  5. 複雑なファイル内の裁ち幅線を生成するときに長時間かかる場合は、[曲線の滑らかさ]の値を大きくします。
    曲線の滑らかさの値を大きくすると、Pandora で生成される裁ち幅線の曲線の滑らかさが調整されるので、品質が低下する可能性があります。 曲線の滑らかさの値を小さくすると、滑らかな曲線が生成されます。裁ち幅線が近づき合っている状況で精度が重視される場合は、この処理のほうがよいこともあります。
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