概要
この演習の目的
ワークフロー テンプレートは、2 つまたは 3 つのテンプレートを相互リンクさせ、自動化を促進します。この演習では、ワークフローの自動化を拡大するための、ワークフロー テンプレートの作成と使用方法について具体例で説明します。
この演習では、以下の重要な方法について説明します。
- プロセス テンプレート エディタを使用した、ワークフロー テンプレートの作成
- ワークフロー テンプレートの使用
ここで必要なもの
演習を始める前に、以下の場所を確認してください。
Prinergy Activity Practice Files /Act_26_Workflow Template
演習ファイルの場所は、トレーニング担当者が指示します。
注意：この演習は必須ではありません。
この演習の目的は、自動ワークフロー テンプレートの概念について説明することです。ワークフレート テンプレートは、基本となる自動ワークフローと見なすことができます。高度でより複雑な自動プロセスについて受講者が学習するための、適切な基盤となります。
この演習が受講者にとって価値ある内容であるかどうか、受講者に確認してください。受講者によっては、自動処理の基本的な説明からより複雑な説明まで学習するほうがよい場合も、1 つの種類の自動処理（ルール ベースの自動処理など）に集中したほうがよい場合もあります。
このトレーニングのワークフロー自動化フェーズを開始する前に、受講者と共に、何を求めているのかを明確にしてください。
Prinergy Connect のオンライン ヘルプを参照して、ワークフロー プロセス テンプレートで可能な各種設定をよく理解してください。このリファレンスでは、トレーニング セッションが終了して受講者が自分で作業する際に役立つ情報が提供されています。受講者に対し、このリファレンスも参照するよう奨励してください。
演習 1 を実施しなかった場合は、演習 1 の「インストラクターの注意」を参照して、トレーニング セッション中の演習ファイルの管理に関するベスト プラクティスの情報を確認してください。 演習 1 には、Prinergy のクライアントとサーバーの関係に関する重要な情報も含まれており、受講者にとって役立つ場合があります。
この演習の予備知識
ワークフロー テンプレートは、2 つまたは 3 つのテンプレートを相互リンクさせ、自動化を促進します。各ワークフロー テンプレートには、次のタイプのプロセス テンプレートを 3 つまで含めることができます。
- インポート プロセス テンプレート
- リファイン プロセス テンプレート
- 出力プロセス テンプレート：
- 単ページ出力
- 面付け出力
- 最終出力
- ワークフロー テンプレートは、ワークフロー テンプレート エディタで作成および編集できます。このエディタでは、次の項目を選択します。
- 使用可能な 3 種類の各プロセス テンプレートの有効化または無効化
- 有効にした各プロセス テンプレート タイプから、使用する特定のプロセス テンプレートを指定
Prinergy では次のワークフロー テンプレートを使用できます。ワークフロー テンプレートの名前は、含まれるプロセス テンプレート名から付けられています。
- インポート、リファイン、および単ページ出力のワークフロー テンプレート
- インポート、リファイン、および面付け出力のワークフロー テンプレート
- インポート、リファイン、および最終出力のワークフロー テンプレート
単ページ出力のワークフロー テンプレートでは、複数のプルーフ デバイスに並行して出力できます。たとえば、次の単ページ出力のリファインと出力を同時に行う、単一のワークフロー テンプレートを設定できます。
- Virtual Proofing System への単ページ出力
- 1 台または複数のハード プルーフ デバイスへの単ページ出力
- ベクター PDF への単ページ出力
注意：この演習を自分で行う場合や、社内でのコーチングに使用する場合は、My Kodak Service (https://services.ja.kodak.com/)を参照してください。 の Prinergy Activity Practice Files フォルダをワークステーションに直接コピーします。これらの手順の詳細については、演習 1 を参照してください。
使用するプロセス テンプレート：
- リファイン プロセス テンプレート：［リファイン］ > ［リファイン］ > ［1st Ref-Normz］
- 単ページ プルーフ プロセス テンプレート：［単ページ出力］ > ［VirtualProof］ > ［VirtualProof.LoosePage］