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概要

この演習の目的

テンプレート ジョブを使用すると、作業の繰り返しが少なくなり、時間を節約できます。テンプレート ジョブを作成すると、それに基づいて新規ジョブを作成できます。テンプレート ジョブの一部としてホット フォルダを使用すれば、さらに時間を節約できます。
この演習では、以下の重要な方法について説明します。

  • テンプレート ジョブの作成
  • テンプレート ジョブへのホット フォルダの関連付け

ここで必要なもの

演習を始める前に、以下の場所を確認してください。

  • Prinergy Activity Practice Files /Act_25_Template Job

演習ファイルの場所は、トレーニング担当者が指示します。
注意:この演習は必須ではありません。
この演習の目的は、自動ワークフローの概念について説明することです。テンプレート ジョブは基本となる自動ワークフローです。高度でより複雑な自動プロセスについて受講者が学習するための、適切な基盤となります。
この演習が受講者にとって価値ある内容であるかどうか、受講者に確認してください。受講者によっては、自動処理の基本的な説明からより複雑な説明まで学習するほうがよい場合も、1 つの種類の自動処理(ルール ベースの自動処理など)に集中したほうがよい場合もあります。
このトレーニングのワークフロー自動化フェーズを開始する前に、受講者と共に、何を求めているのかを明確にしてください。
演習 1 を実施しなかった場合は、演習 1 の「インストラクターの注意」を参照して、トレーニング セッション中の演習ファイルの管理に関するベスト プラクティスの情報を確認してください。 演習 1 には、Prinergy のクライアントとサーバーの関係に関する重要な情報も含まれており、受講者にとって役立つ場合があります。

この演習の予備知識

テンプレート ジョブ
テンプレート ジョブには、他のジョブで再利用する設定を含めます。既存のジョブまたはプリジョブをテンプレート ジョブとすることもできます。

プリジョブ
プリジョブはジョブと似ていますが、複数のジョブで使用されるエレメントを保管するために使用します。プリジョブは次のような場合に使用します。

  • エクスポートされたジョブをプリジョブ ホット フォルダへドロップして、ジョブを自動的に作成する

インポート プロセス テンプレートが関連付けられたホット フォルダを設定したプリジョブを作成します。エクスポートされたジョブ(.zip 拡張子のファイル)を、プリジョブのホット フォルダにドロップすると、Prinergy が自動的にジョブを作成します。ジョブは、プリジョブが存在するサーバーのルートに作成され、エクスポートされたジョブと同じ名前が付けられます。

  • ロゴなどの多くのジョブで使用されるエレメントを収集する場所として使用する

ジョブでそのエレメントを使用する場合、エレメントが保存されているプリジョブ フォルダへの画像パスをジョブから指定することができます。
たとえば、毎月同じ顧客の雑誌を製作する場合、画像検索パスを再利用できます。再利用するには、プリジョブを作成し、顧客のロゴや他の頻繁に使用される画像を含むフォルダに画像検索パスを設定します。次に、顧客用に新規ジョブを作成する際に、プリジョブから画像検索パスをコピーします。これで、新規ジョブは同じ画像にアクセスできます。

ホット フォルダ
ホット フォルダは、自動処理のトリガとなるファイル受信を Prinergy で監視するフォルダです。
ホット フォルダを作成すれば、以下のプロセスを自動化できます。

  • 入力ファイルのジョブへの追加
  • 入力ファイルの追加時におけるリファイン
  • 面付けプランのインポート

ジョブに対してホット フォルダを作成するには、Prinergy Workshop を使用します。ファイル ブラウザではホット フォルダを作成することはできません。ホット フォルダの作成後は、名前および場所を変更できません。
ホット フォルダとテンプレート ジョブを連携させて、ワークフローの合理化をさらに進めることができます。新規ジョブを作成する際に毎回同じホット フォルダを作成するのではなく、1 つのジョブにホット フォルダを設定し、そのホット フォルダを他のジョブのテンプレートとして使用できます。
ホット フォルダを作成したら、次の 2 つの方法でファイルを追加できます。

  • ファイル ブラウザでホット フォルダの場所に移動し、ファイルをドロップする
  • 他のソフトウェア(InDesign など)から、ホット フォルダに直接出力する

注意:この演習を自分で行う場合、または社内でのコーチングに使用する場合は、My Kodak Service (https://services.ja.kodak.com/)を参照してください。 の Prinergy Activity Practice Files フォルダをワークステーションに直接コピーします。これらの手順の詳細については、演習 1 を参照してください。

使用するプロセス テンプレート:

  • リファイン プロセス テンプレート:[リファイン] > [リファイン] > [1st Ref-Normz
  • 面付けプルーフ プロセス テンプレート:[面付け出力] > [Virtual Proof] > [Virtual Proof.Imposed.600
  • No labels