入力ファイルを再リファインすることで新しいページを生成する際に、ページ ファイルの古い更新履歴をジョブ フォルダに残すかどうかを制御します。
Kodak InSite Prepress Portal 5.0 以降でページを比較するには、ページ ファイルの古い更新履歴が必要です。Prepress Portal システムを搭載していないシステムの場合は、更新履歴ページを残さないようにします。
- [Tools(ツール)]メニューから、[Configure System(システムの設定)]を選択します。
- [Job Creation Defaults(ジョブの作成のデフォルト)]タブをクリックします。
- [Max Revisioned Pages To Retain(保持する更新履歴ページの最大数)]ボックスで、InSite Prepress Portal の以前の更新履歴をいくつまで表示するかを入力します。
Prepress Portal の場合の推奨値は、3 ~ 5 です。それ以外の場合の推奨値は 0 です。最大値は 99 です。
重要:数値が大きくなると、ジョブ フォルダにページ ファイルの複数のコピーが保存されるようになるので、ディスク容量を多く使うことになります。
このボックスが 0 に設定されている場合は、入力ファイルを再リファインするたびに、ジョブ フォルダの PDF ページ ファイルが上書きされます。このボックスが 0 より大きい値に設定されている場合は、file.p1.revN.pdf
(N は履歴番号)という形式で名前が変更され、PDF ページ ファイルの更新履歴が保持されます。以前の更新履歴は、System\SubPagesRevisioned
フォルダに置かれます。
以前の更新履歴を 3 つ保持する場合の例
たとえば、[Max Revisioned Pages to Retain(保持する更新履歴ページの最大数)]が 3 で、file.ps
という名前の 1 ページの入力ファイルを繰り返しリファインする場合は、次のように処理されます。
リファイン | 結果 |
---|---|
① |
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|