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Prinergy は、ビルトインのジョブの分散化機能があり、複数のサーバーにわたって処理可能な拡張可能なシステムです。
複数のサーバーがある場合は、システム全体で Prinergy コンポーネントを分散して、全体のパフォーマンスを向上させることができます。Prinergy は単一サーバー システムとして正常に機能させることができますが、同時処理の要求が多くなるとシステムに負担がかかりすぎます。


複数のサーバーにわたる JTP の分散

複数のサーバーにわたり JTP を分散して、負荷の共有を最適化し、スループットを向上させることができます。以下の方法で、JTP を分散できます。

  • 複数のサーバーに異なるタイプの JTP を配置する。たとえば、1 つのサーバーにアーカイブ JTP を配置し、別のサーバーに他のタイプの JTP を配置します。
  • 複数のサーバーに同じタイプの JTP を配置する。たとえば、2 つのサーバーに Normalizer JTP を配置します。

セカンダリ サーバーに分散する最適な JTP は、最終出力のレンダリングなど、CPU への負荷が大きいタスクです。
注意:一部のデーモンも複数のサーバーで実行されますが、Prinergy システムによって完全に制御されます。どのサーバーでデーモンを実行するかを制御することはできません。


複数のサーバーにわたるジョブの分散

ジョブは、プライマリ サーバー、セカンダリ サーバー、ターシャリ サーバーに分散させることができます(ファイル サーバーにジョブを保存することはできません)。
ジョブが保存されるサーバーは、「ジョブ ホーム」と呼ばれます。
ジョブは、プライマリ サーバーにではなく、セカンダリ サーバーとターシャリ サーバーに分散させるのが最適な方法です。プライマリ サーバーをソフトウェア用に確保しておくことで、プライマリ サーバーでのパフォーマンスを向上させることができます。


複数のサーバーにわたる入力ファイルの分散

入力ファイルは、ファイル サーバーを含む任意のサーバーに保存できます。ジョブ ホーム サーバーのジョブ フォルダに保存することを強制されるわけではありません。

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