アップグレードを円滑に行うために準備できることがいくつかあります。
新バージョンでできるようになったことについて学ぶ
新バージョンのリリース ノートを読み、変更点の対応に備えてください。
定型マークを使用するバージョンからアップグレードする場合、アップグレードする前に SmartMarks として作成し直す必要があります。
5.3 より以前のバージョンの Preps には SmartMark 機能はありません。5.3 より前の Preps バージョンを使用している場合は、Preps 10 に移行した後で SmartMark を作成し直す必要があります。
定型マークを使用する Preps のバージョンを使用している場合は、アップグレードする前に、定型マークを SmartMarks として作成し直す必要があります。
- SmartMarks に関する詳細は、Kodak Preps 面付けソフトウェア ユーザーガイド の「マーク」の章を参照してください。
- SmartMark の作成方法については、マークの新規作成0を参照してください。
現在使用しているバージョンの Preps で定型マークを SmartMark として作成し直した場合、これらの SmartMark は Preps 10 に移行され、追加の設定を行わなくても新しいバージョンで使用できます。
移行の前に SmarkMark を作成しない場合、移行されたテンプレートを開く、または Preps 10 でジョブを開く際に、移行された定型マークは自動的に SmartMark に変換されます。ただし、この変換は、Preps テンプレートまたはジョブでのみ機能します。変換されたマークはリソース ライブラリに保存されません。Preps 10 で新規ジョブの作成または新しいテンプレートの構築をする前に、必ず SmartMark を設定してください。
バージョン 7 以前のバージョンからアップグレードする場合は、以下の変更点に注意してください。
- カム アンド ゴー テンプレートの扱いは異なります。
Preps では、合計ページ数に基づいてセクションを自動分割し、カム アンド ゴーの基準に従ってプレス ランのブック セクションを論理的に並べるようになりました。ブック セクションの配置は、プレス ラン(折丁情報)に関連して変更できません。 - 背標マークの制限事項(新規ジョブ)
背標スマート マークは、プロダクト セクションごとにページ番号の最初と最後の間、または中間ページに自動的に配置できるようになりました。定型の背標マークのサポートは終了しました。 - ジョブ情報カスタム フィールドは、移行後デフォルト値にリセットされます。カスタムまたは可変テキスト マークに対応するデータに対するカスタム コンテンツの項目を含むことができる
defaults.ppd
ファイルは、新しいバージョンに手動でコピーする必要があります。