バックアップにサードパーティ製ソフトウェアを使用している場合、Oracle Backup Manager とサードパーティ製ソフトウェアを設定します。
使用しているバックアップ ソフトウェアとリムーバブル ストレージ デバイスを指定します。
この手順は、バックアップにサードパーティ製ソフトウェアを使用している場合にのみ使用します。
- バックアップ プランを作成します。
- バックアップに使用するリムーバブル ストレージ デバイスを接続します。
デバイスの接続方法については、メーカーのマニュアルを参照してください。 - バックアップ プランに定義されているとおりに、定期的にデータベースがローカル ディスクにバックアップされるように、Oracle Backup Manager を設定します。
- コマンド プロンプト ウィンドウを開き、
ORACLEBACKUPMANAGER
と入力し、Enter キーを押します。Araxi_OracleMgr>
プロンプトが表示されます。 SHOW BACKUPCONFIG
と入力し、Enter キーを押します。- 変更するパラメータを設定します。
目的の処理
入力文字列
スケジュールされたバックアップが開始される時間
ALTER BACKUP_START_HOUR = <integer from 0 to 22>
デフォルト値は3
(3 a.m.)。最も忙しくない時間を選択し、テープの交換が必要な場合はスタッフがオンサイトにいる時間を選択します。値23
(11 p.m.)は、Oracle Backup Manager スケジューラで予約されています。次回のフル バックアップまでの日数
ALTER FULL_BACKUP_INTERVAL = <integer>
推奨値は0
(日次)です。バックアップ中に Prinergy をシャットダウンするかどうか
ALTER SHUTDOWN_TO_BACKUP = <YES or NO>
推奨値はNO
です。バックアップ プロセス中に一時的にファイルが保存されるフォルダ
ALTER BACKUP_DESTINATION = <path>
デフォルト設定は<data_log_drive>\ORACLEBACKUP
です。E ドライブの容量が足りない場合は、RAID を使用できます。最終バックアップ ファイル用のフォルダ(ZIP 形式)
ALTER ZIP_FILES_DESTINATION = <path>
デフォルト設定は<data_log_drive>\ORACLEBACKUP
です。警告を発生する前に正しく処理されたメッセージを待機させる期間(秒)
ALTER BACKUP_SUCCESS_COMMAND_WARNING = <integer>
デフォルト値は3600
秒(1 時間)です。注意:増分バックアップは推奨されないため、
INCR_BACKUP_INTERVAL
パラメータは0
のままにします。 - コマンド プロンプト ウィンドウを開き、
Araxi_OracleMgr>
プロンプトで、BACKUP START
を入力し、Enter キーを押して Oracle Backup Manager のスケジューラをオンにします。
ヒント:スケジューラを停止するには、BACKUP STOP
と入力してから、Enter キーを押します。- バックアップ ソフトウェアをインストールし、データベース バックアップをメディアに自動的にコピーし、Prinergy サーバーのシステム ドライブをメディアにバックアップするように設定します。
- メディアを準備し割り当てます。