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Prinergy 8.0 では、Prinergy ジョブ アーカイブを安全なプライベート クラウドに保存する新しいオプション機能が追加されました。クラウドにアーカイブすると、すべてのジョブ ファイルは Prinergy サーバーからアクセス可能なクラウドの場所に保存されます。これにはディスクとテープのアーカイブについていくつかの利点があります。

  • アーカイブの冗長性が自動化される。クラウドへのアーカイブ属性の継承は、冗長性およびデータ セキュリティとして組み込まれています。クラウドへのアーカイブは、地理的に離れた多くのサーバーに分散されるので、物理的なオンサイト アーカイブ ストレージ戦略と比べて、壊滅的なデータ損失の危険性は大幅に減ります。複数のボリュームにアーカイブし、これらのアーカイブのセカンダリ バックアップを作成することを覚えておく必要はなくなります。
  • ストレージ容量を必要に応じて増やしたり、必要なときに利用したりできる。
    • クラウド ストレージのボリューム サイズを手動で管理する必要はなくなります。
  • ダッシュボードに、現在の階層で使用できるストレージと、転送アクティビティと帯域幅の利用状況の履歴ビューが表示されます。

注意: 

  • ジョブをクラウドに再度アーカイブすると、ジョブ全体の別の保存セットが作成され、以前のジョブ アーカイブが置き換えられます。置き換えられたジョブ アーカイブは、24 時間保持された後、クラウド サーバーによって自動的に削除されます。
  • クラウド分析ダッシュボードが、Workshop のメディア マネージャー ツールの代わりに、クラウド ストレージの使用容量と空き領域を監視します。


After youAdministrator でクラウドへのアーカイブを有効化すると、ディスク ボリュームにアーカイブした場合と同様の方法で、クラウド ストレージの場所が Workshop で使用できるようになります。

  • アーカイブ プロセス テンプレート エディタで、使用可能なメディア プールのリストから CLOUD://<ServerName>/ARCHIVECLOUD を選択できます。
  • メディア マネージャーで、ディスク ボリュームとクラウド ストレージ間でファイルをコピーしたり、アーカイブ クラウドがアクセス可能かを検証したりできます。
  • ジョブ マネージャーでは、クラウドにアーカイブされたジョブは[ストレージ]および[履歴]タブに表示されます。
  • No labels