グローバル、ルール セット、一時という 3 つのタイプの使用可能な変数があります。
グローバル変数
グローバル変数はグローバル レベルに存在し、システム内のすべてのルール セットの全インスタンスからアクセスできます。 グローバル変数は主に複数のルール セットに必要な外部参照を分離するために使用されます。 たとえば、複数のルール セットが問題が発生したときにサイト管理者に電子メールを送信するように設定されている場合、グローバル変数を使用して電子メール アドレスを格納できます。 別の用途として、複数のルール セットから計算される処理または実行の状態を永続化させるために使用されることもあります。 たとえば、ユーザーが、プレートを生成する複数のルール セットを使用し、生成されるプレートの合計数を追跡する必要がある場合、整数のグローバル変数を使用して数を追跡できます。
ルール セット変数
ルール セット変数はルール セット内に存在し、そのルール セットの全インスタンスからアクセスすることができます。 ルール セット変数は主に 1 つのルール セットでのみ必要な外部参照を分離するために使用されます。 たとえば、UNC 共有が 1 つのルール セットでのみ使用される場合、文字列のルール セット変数を使用して共有を指定することができます。 ルール セット変数の別の用途として、1 つのルール セットから追跡できる処理または実行の状態を永続化させるために使用されることもあります。 たとえば、常に 1 つのルール セットのみを使用してプレートを生成する場合、整数のルール セット変数を使用して、生成されるプレートの数を追跡できます。
一時変数
一時変数は、ルール セット インスタンス内に存在するので、そのインスタンスからのみアクセスできます。 一時変数は主に複雑なイベント プロパティの参照を簡素化するために使用されます。 たとえば、一時変数を使用して、XML で動作するワークフローなどで、単調な Previous.Previous... 参照を除外することができます。 XML ファイルの値は一時変数に割り当てることができます。この一時変数は、必要時にルール チェーンで使用されます。 同様に、一時変数を使用して、長時間実行されるルール チェーン内の以前のイベントのプロパティ値を永続化させ、チェーンが完了してプロパティが使用できなくなっても使用できるようにすることができます。
Overview
Content Tools