Prinergy でループ アクションを使用すると、1 回のアクションを項目グループ内の 1 つの項目に対して実行したり、1 つの項目または項目グループ全体に対して同じアクションを複数回繰り返すことができます。
以下の種類のループ アクションを選択できます。
- 分割
Prinergy で分割フロー アクションを使用すると、1 回の処理を項目グループ内の 1 つの項目(1 ページ、 1 ページ セット、1 つの色版など)のみに対して実行できます。このループ アクションの機能が Prinergy に追加されたのは、Workshop では通常、項目はグループ単位でバッチとして処理されるためです。
たとえば、特定の色版のカラーや特定のページのトリミング サイズを確認するとします。
分割アクションを使用すると、グループ内のすべての項目が一度に処理されます。選択アクションを使用すると、グループ内の特定の項目が処理され、他の項目は処理されません。
分割フロー アクションで使用できるパラメータは、項目、グループあたりの項目数(デフォルトは 1 項目)、およびグループあたりの遅延(デフォルトは 1 秒)です。
- 反復
Prinergy で反復アクションを使用すると、1 つの項目またはオブジェクト グループ全体(一連の面付けページなど)に対して同じ処理を実行できます。これは、プロセスのテストを自動化する場合に便利です。
反復フロー アクションで使用できるパラメータは、反復回数(デフォルトは 1 回)および反復あたりの遅延(デフォルトは 1 秒)です。
注: 反復アクション内部にはルールを作成しないでください。システムの読み込み負荷が増え、処理速度が大幅に低下します。
- 次へ
次へフロー アクションをループの最後に追加すると、反復アクションを同時にではなく順次に発生することができます。分割フローの 2 番目の項目または反復フローの 2 回目の反復は、直前の項目または反復が完了するまでは開始されません。これにより、システムの読み込み負荷を減らすことができます。
ヒント: 次へアクションをフローに追加する場合は、遅延パラメータをルールが完了するまでの時間よりも長い時間(1 時間など)に増やします。