後方参照はページ名パターンのオプションの要素です。後方参照はバージョン ページをリンクしたり、名前を付けるために役立ちます。後方参照には 2 種類あります。
- ページ名の後方参照 ― これはバージョンの付いたページ プレフィックスに影響を与えます。この後方参照により、ページ名の一部を反映するバージョン ページ名プレフィックスを設定できます。
- ページ番号の後方参照 ― これはバージョンの付いたページ プレフィックスに影響を与えます。この後方参照により、ページ名パターンの番号([#])に 2 つ以上のワイルド カードを使用できます。また、この後方参照では、バージョン ページ番号の定義を使用して関連付けるページ番号に加算または減算を使用できます。
リファイン済みページでパターンに 2 つ以上のセットの数があり、ページ番号後方参照を使用しない場合、Prinergy はバージョン ページ番号として最後の [#] ワイルド カードを使用します。
重要: バージョン ページの名前がバージョンに固有でないようにします。たとえば、同じバージョン ページに割り当てる必要があるリファイン済みページには、English_1.pdf や French_1.pdf などのバージョン ページ名を付けないでください。
後方参照の構文
後方参照は、角括弧の内側にあるテキスト ディスクリプタが付いたワイルド カードです。該当する場合には、加算または減算して番号を変更できます。例:
後方参照を作成するには、バージョン プランの適切な列に後方参照を入力します。たとえば、ページ番号の後方参照を作成するには、ページ番号後方参照列に後方参照を入力します。
必要に応じて、加算と減算の数学演算子を使用します。
次の表は、後方参照と作成されるバージョン ページ名の例です。
後方参照 1ページ名後方参照(正しい)
リファイン済みページの名前 | ページ名パターン | ページ名後方参照 | ページ番号後方参照 | バージョン ページへのリンク |
---|---|---|---|---|
1-3_RC_Eng.p1.pdf | [$range]_RC_Eng.p[#].pdf
| [$range]
| 該当なし
| 1-3_1.pdf |
1-3_RC_Eng.p2.pdf | 1-3_2.pdf | |||
1-3_RC_Eng.p3.pdf | 1-3_3.pdf | |||
4-6_RC_Eng.p1.pdf | 4-6_1.pdf | |||
4-6_RC_Eng.p2.pdf | 4-6_2.pdf | |||
4-6_RC_Eng.p3.pdf | 4-6_3.pdf |
注: Prinergy LPV はページ番号として [#] ワイルド カードを自動的に使用します。結果は次の例に示すようになります。
後方参照 2ページ名とページ番号の後方参照(正しい)
リファイン済みページの名前 | ページ名パターン | ページ名後方参照 | ページ番号後方参照 | バージョン ページへのリンク |
---|---|---|---|---|
RC_Eng1-3.p1.pdf | RC_Eng[$range].p[#page].pdf
| [$range]
| [#page]
| 1-3_1.pdf |
RC_Eng1-3.p2.pdf | 1-3_2.pdf | |||
RC_Eng1-3.p3.pdf | 1-3_3.pdf | |||
RC_Eng4-6.p1.pdf | 4-6_1.pdf | |||
RC_Eng4-6.p2.pdf | 4-6_2.pdf | |||
RC_Eng4-6.p3.pdf | 4-6_3.pdf |
後方参照 3後方参照なし(正しくない)
リファイン済みページの名前 | ページ名パターン | ページ名後方参照 | ページ番号後方参照 | バージョン ページへのリンク |
---|---|---|---|---|
1_1234.p1.pdf | [#]_[#].p1.pdf
| 該当なし
| 該当なし
| VP_1234.pdf |
2_5678.p1.pdf | VP_5678.pdf | |||
3_5678.p1.pdf | システム メッセージ: |