バージョン プランは、LPV ジョブの各バージョンに必要なレイヤーの構成を設定するための表です。バージョン プランはプロダクション プランに類似しています。
バージョン プランを作成するには:
必要な操作:
- ジョブに必要なバージョンを設定します。
- 各バージョンに必要なレイヤーを設定します。
- 次の方法でレイヤーごとにオブジェクトを定義します。
- (レイヤー化されていない入力ファイルを使用する場合)レイヤーごとのオブジェクトを識別するために、リファイン済みページから使用するカラーを選択します。
注: レイヤー化された入力ファイルを使用する場合、各バージョン プランのレイヤーの内容は、各入力ファイルのレイヤーのオブジェクトによって既に定義されています。
- (レイヤー化されていない入力ファイルを使用する場合)レイヤーごとのオブジェクトを識別するために、リファイン済みページから使用するカラーを選択します。
- レイヤーそれぞれの最終出力(プレート)カラーを指定します。
ショップ カタログの例では、次のようなバージョン プランを作成する必要があります。
- 4 つのバージョン(EngEast、EngWest、EspEast、EspWest)
- 5 つのレイヤー(画像には共通、英語テキストには Eng、スペイン語テキストには Esp、東部価格設定には East、西部価格設定には West)
必要な情報
- 各カラーとコンテンツ レイヤーの関連付け:
重要: レイヤーそれぞれのオブジェクトを定義するには、リファインされた各ページにあるカラー、そのカラーが意味するオブジェクト、およびオブジェクトが変換される最終カラー(プレート)を識別する必要があります。
この例では、次の情報が必要です。
リファイン済みページのカラー | 対応するページ内容 |
---|---|
CMYK | 共通オブジェクト |
SpotEng | 英語テキスト |
SpotEsp | スペイン語テキスト |
SpotEast | 東部価格設定 |
SpotWest | 西部価格設定 |
- 各コンテンツ レイヤーと版の関連付け:
また、どのページ内容をどのカラー(版)に割り当てるかを決める必要があります。
この例では、差し替えオブジェクトはすべてブラック版に印刷し、ベース オブジェクトは CMYK で印刷する必要があります。 この例では画像がすべてのバージョンで共通しているため、ベース レイヤーは 1 つです。
次の図は、このショップ カタログの例でのバージョン プランです。
図 1. バージョン プラン
最後の 3 つの列(ページ名パターン、ページ名後方参照、およびページ番号後方参照)を選択して同時にコピーし、既存のバージョン プランの空白セルや別の LPV ジョブのセルに貼り付けることができます。