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タイリングは、通常、プルーフまたは画像をフィルムに出力する場合に使用されます。
タイリングは Adobe ジョブ チケット仕様に含まれていないため、Prinergy 内で処理する必要があります。また、Preps はタイリングしたジョブ チケット(面付けプラン)を出力できません。
Prinergy でタイリングを処理するには、各タイルにプロセス テンプレートを作成します。プロセス テンプレートで、各タイルのオフセットの適切な値を指定します。タイルとタイルがぴったり重なるように、重なり部分を十分にとる必要があります。

たとえば、32 インチ×30 インチの用紙しか出力できないプルーフィング デバイスで、32 インチ×44 インチの画像をプルーフ出力するとします。


画像サイズ


プルーフ サイズ

この場合は、タイルが 2 つ必要です。タイルを作成するには、それぞれのタイルに 1 つずつ、2 つの面付け出力プロセス テンプレートを作成します。 両方のタイルのプロセス テンプレートで、以下の設定を入力します。

レイアウトセクションのメディアで以下のように設定します。

  • サイズカット紙に設定します。
  • 最大幅および最大長さの値を入力します。 (この例では、30 インチと 32 インチです。)

レイアウトセクションの配置にある幅方向の中央および高さ方向の中央チェックボックスがオフになっていることを確認します。

タイル 1 用に、このプロセス テンプレートを保存してタイルを出力します。この設定を持つプロセス テンプレートで出力されたタイルは用紙に収まらないため、自動的に右側が切り取られます。下のタイル 1 を参照してください。

タイル 2 用に、同じ設定をプロセス テンプレートに入力します。また、レイアウトセクションの配置にある幅方向シフトボックスに、適切なオフセットの量を入力します。タイルを合わせるための重なり部分が必要なため、幅方向シフトの値は、用紙の幅より小さく設定する必要があります。下のタイル 2 を参照してください。

タイル 1
この画像は、プルーファの用紙サイズ(30 インチ)に収まらないため、右側が自動的に切り取られます。


画像が左にシフトされています。

タイル 2
タイル 2 のプロセス テンプレートには、幅方向シフトボックスに適切なオフセット値を入力します。

この例では、幅方向シフトの値は -14 です。 負の数値は、画像が左にシフトされることを示します。 よって、画像は幅方向で 14 インチ左にシフトされました。 この場合、プルーファからの 2 つの画像出力のオーバーラップは 16 インチになります。

同様のテクニックを使用して、垂直にタイルを並べ、4 タイル面付けを作成することもできます。

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