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情報

タイトル

PDF ファイルのタイトルを検出します。タイトルは、ファイルを作成したユーザーが、使用した Adobe Illustrator などのソフトウェアで設定している場合があります。
条件の横のボックスに、タイトルを入力します。チェックする PDF ファイルで、入力したタイトルが使用されていることを確認するには、次と一致または次を含むを選択します。PDF ファイルで、入力したタイトルが使用されていないことを確認するには、次と一致しないまたは次を含まないを選択します。
タイトルを変更するには、修正チェックボックスをオンにし、隣接するボックスに新しい名前を入力します。修正チェックボックスをオンにすると、PDF プリフライトでは、修正列に  が表示されます。

サブタイトル

PDF ファイルのサブタイトルを検出します。サブタイトルは、ファイルを作成したユーザーが使用ソフトウェアで設定している場合があります。
条件の横のボックスに、サブタイトルを入力します。チェックする PDF ファイルで、入力したサブタイトルが使用されていることを確認するには、次と一致または次を含むを選択します。PDF ファイルで、入力したサブタイトルが使用されていないことを確認するには、次と一致しないまたは次を含まないを選択します。
サブタイトルを変更するには、修正チェックボックスをオンにします。

作成者

PDF ファイルの作成者を検出します。作成者は、ソース ソフトウェアでファイルを作成したユーザーによって設定されている場合があります。
条件の横のボックスに、作成者名を入力します。チェックする PDF ファイルで、入力した作成者名が使用されていることを確認するには、次と一致または次を含むを選択します。PDF ファイルで、入力した作成者名が使用されていないことを確認するには、次と一致しないまたは次を含まないを選択します。
作成者を変更するには、修正チェックボックスをオンにします。

PDF 変換

PDF ファイルの作成ソフトウェアを特定します。作成ソフトウェアは、Acrobat Distiller 5.0 などの PDF ファイルを生成したソフトウェアです。
条件の横のボックスに、アプリケーション名を入力します。チェックする PDF ファイルで、入力した作成ソフトウェアが使用されていることを確認するには、次と一致または次を含むを選択します。PDF ファイルで、入力した作成ソフトウェアが使用されていないことを確認するには、次と一致しないまたは次を含まないを選択します。
アプリケーション名を変更するには、修正チェックボックスをオンにします。

作成アプリケーション

PDF ファイルの作成アプリケーションを特定します。作成アプリケーションとは、Microsoft Word などのオリジナル ドキュメントを作成したソフトウェアです。
条件の横のボックスに、作成アプリケーション名を入力します。チェックする PDF ファイルで、入力した作成アプリケーション名が使用されていることを確認するには、次と一致または次を含むを選択します。PDF ファイルで、入力した作成アプリケーション名が使用されていないことを確認するには、次と一致しないまたは次を含まないを選択します。
作成アプリケーションを変更するには、修正チェックボックスをオンにします。

キーワード

PDF ファイルでキーワードを検出します。ファイル名から探したり、ドキュメントを開いて内容を検索したりせずに、ドキュメント内のキーワードを検索する場合に使用します。
条件の横のボックスに、キーワードを入力します。チェックする PDF ファイルで、入力したキーワードが使用されていることを確認するには、次と一致または次を含むを選択します。PDF ファイルで、入力したキーワードが使用されていないことを確認するには、一致しないまたは含まれていないを選択します。
キーワードを変更するには、修正チェックボックスをオンにします。

修正日および作成日が設定されていない

PDF ファイルの修正日および作成日を指定します。
現在の日付に日付を追加するには、修正チェックボックスをオンにします。

トラップ フラグ

PDF ファイルのトラップ情報を検出します。
トラップ フラグが次の場合に検出<次と一致しない/次と一致>次に設定を選択します。

      • トラップされている
      • トラップされていない
      • 不明

トラップ フラグの設定を変更するには、修正チェックボックスをオンにします。たとえば、トラップ フラグが次の場合に検出 <次と一致しない>トラップされているを選択し、PDF プリフライトによって PDF ファイルのフラグがトラップ済みに設定されていないことが検出されると、修正チェックボックスをオンにしていればフラグがトラップ済みに変更されます。トラップ フラグが次の場合に検出を選択する場合は、修正チェックボックスは使用できません。
PDF ファイルを PDF/X に変換すると、PDF プリフライトによって自動的にトラップ フラグが次の場合に検出 <一致しない>トラップされていないに設定されます。

形式

PDF バージョン:

PDF ファイルがバージョン 1.3、1.4、または 1.5 と次と同じでないまたは次より少ない/低いかどうかを判断します。Acrobat 4.0 以降では、PDF バージョン 1.3 を完全にサポートしています。
条件の横で、PDF バージョンを選択します。
PDF プリフライトでは、PDF ファイルに PDF 1.4 または 1.5 のオブジェクトがあるかどうかをチェックします。ファイルに PDF 1.4 または 1.5 のオブジェクトがある場合、ほとんどのソフトウェアでは、ファイルを適切に処理するために必ずファイルをフラット化して PDF 1.3 に変換する必要があります。なお、PDF ファイルは Acrobat Distiller 5.0 以降で作成できますが、PDF 1.3 との互換性は維持されます。

PDF に次より上位のバージョンの機能を使用:

PDF ファイルが PDF バージョン 1.3 または 1.4 より上位バージョンの機能を使用しているかどうかを判断します。
PDF プリフライトでは、PDF ファイルに PDF 1.4 または 1.5 のオブジェクトがあるかどうかをチェックします。ファイルに PDF 1.4 または 1.5 のオブジェクトがある場合、ほとんどのソフトウェアでは、ファイルを適切に処理するために必ずファイルをフラット化して PDF 1.3 に変換する必要があります。Adobe Acrobat Distiller 5.0 以降で作成した PDF ファイルは、PDF 1.3 をサポートします。

最適でない圧縮

PDF ファイルの圧縮方法を確認します。PDF プリフライトでは、最適に圧縮されていないカラー画像を ZIP および LZW で圧縮し、最適に圧縮されていない白黒画像を CCITT で圧縮します。
ZIP 圧縮を使用するには、修正チェックボックスをオンにします。

ドキュメントが ASCII でエンコードされている

PDF ファイルで、ASCII またはバイナリのエンコーディングが使用されているかどうかを判断します。ASCII エンコーディングは、あらゆるプラットフォームおよびオペレーティング システムで使用されます。バイナリ エンコーディングではファイルのサイズが小さくなるため、ほとんどの場合に使用できます。
ASCII エンコーディングを削除するには、修正チェックボックスをオンにします。

ドキュメントが壊れている

PDF ファイルで、見つからない画像などのオブジェクトがあるかどうかを判断します。

PDF2Go ファイル

PDF2Go ソフトウェアで作成されたファイルを検出します。PDF プリフライトでは、PDF ファイルが、Brisque ファイルまたは PDF2Go ファイルであるか、Brisque Export PostScript ファイルの PDF バージョンであるかを検出します。PDF2Go ファイルには CEPS(CT/LW)データのみが含まれ、オーバープリントやトラッピングなどのデータ操作から保護される必要があります。

ドキュメントにレイヤーが含まれている

PDF プリフライトは、PDF ファイルがレイヤーを含んでいるかどうかを検出します。

ドキュメント構造が圧縮されている

PDF プリフライトは、PDF ファイルのメタデータ構造が圧縮されているかどうかを検出します。

セキュリティ

暗号化

PDF ファイルで、暗号化を使用しているかどうかを判断します。Acrobat などのサードパーティ ソフトウェアでは、暗号化を使用して PDF ファイルへのアクセスを制限できます。また、印刷やテキストの選択などの機能を制限するパスワードを設定したり、選択したセキュリティ オプションを他のユーザーが変更できないように制限したりすることもできます。

印刷

PDF ファイルで、印刷が許可されているかどうかを判断します。

内容編集

PDF ファイルで、内容の変更が許可されているかどうかを判断します。

注釈編集とフォームの作成許可

PDF ファイルで、ファイル内のリンクや、ブックマーク、添付ファイル、コメントなどの注釈の変更が許可されているかどうかを判断します。また、PDF ファイルでフォームの作成が許可されているかどうかも検出します。PDF のフォームは、データをユーザーから収集して、電子メールで送信できます。

メタデータ

ドキュメントがフォーム フィールドを含む

PDF ファイルに、ユーザーが指定するインタラクティブなフォーム フィールドが含まれるかどうかを検出します。このフィールドのデータは他のプログラムへエクスポートまたはインポートすることができます。

ドキュメントがアーティクル スレッドを含む

PDF ファイルがアーティクル スレッドを含むかどうかを検出します。アーティクル スレッドは、内容としては連続していても、レイアウト上では連続せずにドキュメントに置かれているエレメントを結合しているものです。たとえば雑誌や新聞では、複数の連続した段組やページからページへテキストを流します。Acrobat では、アーティクル ツールを使用して、アーティクルのさまざまなセクションを結び付ける連続したボックスを作成します。

ドキュメントが JavaScript を含む

フォーム フィールド、リンク、しおり、ドキュメント、またはページ アクションによって追加される JavaScript が、PDF ファイルに含まれているかどうかを検出します。

ドキュメントがサムネイルを含む

PDF ファイルにサムネイルが含まれているかどうかを検出します。サムネイルは、ドキュメントのページを縮小したプレビューです。Acrobat ではページ サムネイルを使用して、選択したページにすばやく移動し、ページ表示を調節することができます。

ドキュメントがしおりを含む

PDF ファイルにしおりが含まれているかどうか検出します。 しおりは、ナビゲーション パネル ウィンドウの[しおり]タブに表示されるリンクです。 しおりは、ドキュメント内の別の表示または場所に移動します。 印刷された文書のしおりと同様に、この電子ファイルでのしおりを使用して、戻る場所に印を付けます。 また、しおりを使用して、目的の場所に読者の注意を向けます。

ドキュメントがタグ付き PDF コンベンションと一致しない

PDF ファイルがタグ付き PDF の基準に一致するかどうかを検出します。これは、ファイルがMarkInfo辞書のMarkedキーがtrueに設定されているかどうかをチェックすることによって行われます。
タグ付き PDF の基準と一致する PDF では、PDF ドキュメントの内容を簡単に抽出し、他のアプリケーションで再利用することができます。 基準は、PDF 仕様書に記載されています。

ドキュメントがアクションを含む

PDF ファイルがアクションを含んでいるかどうか検出します。Acrobat では、アクションは、リンク、しおり、ページおよびフォーム フィールドに割り当てられるイベントです。 アクションには、ドキュメントで指定された宛先の表示、ファイルを開く、フォームの送信、およびサウンドやムービーの再生が含まれます。

ドキュメントに未使用の移動先が含まれている

PDF ファイルに未使用の移動先が含まれているかどうかを検出します。移動先とは、ドキュメントの別なページや、ページを拡大/縮小した表示など、ドキュメントでの特定の表示です。移動先は、階層の項目、注釈、またはアクションに関連付けられる場合があります。

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