Page tree

サードパーティ製バックアップ ソフトウェアを使用している場合は、データを保護し、緊急時のダウンタイムを最小限にするバックアップ プランを作成します。


工程管理

サードパーティ製ソフトウェアでは、バックアップを行う頻度と時刻を選択できます。

バックアップのスケジューリングを行う際は、以下の点を考慮してください。

  • 日次バックアップは、緊急時に最新のデータを復元できるようにするのに最適な方法です。
  • 個別のテープ ドライブを使用していて、バックアップが複数のテープにまたがる場合は、人の手によってオンサイトで新しいテープを挿入するようにしてください。

 

バックアップするデータ

サードパーティ製ソフトウェアで、以下の表を使用して、システム復旧の目的でメディアにバックアップする必要がある Prinergy データを決定します。

データの場所

必須

データベース

  • プライマリ サーバー上の BACKUP_DESTINATION フォルダ
  • プライマリ サーバー上の ZIP_FILES_DESTINATION フォルダ

Prinergy サーバーとセカンダリ サーバー

  • Prinergy システム ファイルが置かれているドライブ
    重要:すべてのバックアップから以下のフォルダを除外してください。除外しない場合は、Oracle データベースに悪影響が生じ、生産性が低下する可能性があります。
    単一の C: パーティション構成のシステムの場合は、以下のフォルダを除外します。
    • C:\oracle\oradata
    • J:\oracle\oradata

ご不明な点がある場合は、サービス担当者にお問い合わせください。

  • Windows システムの状態
  • メジャーな更新プログラムのアンインストール ファイルが含まれるフォルダ(通常は C:\PrinergyUpdates
  • Windows システムの状態

ターシャリ サーバーおよびファイル サーバー

以下の理由により、これらのサーバーはバックアップする必要がありません。

  • データがシステム復旧に必要ない。
  • バックアップに時間がかかるため、システムに不必要な負担がかかり、生産性が低下する。
  • バックアップにより多くのメディア領域が消費されるため、バックアップ中にメディアが足りなくなるリスクが高まる。
  • ジョブ データは、バックアップに含めるのではなく、アーカイブしてください。ジョブのバックアップを行う場合は、Windows バックアップまたはサードパーティ製ソフトウェアを使用して、別途バックアップ処理を行います。ソフトウェアやバックアップに必要な設定および保守は、お客様に管理していただきます。


バックアップの保存先

サードパーティ製ソフトウェアでディスクにバックアップする場合、以下の後続手順のいずれかを実行する必要があります。

  • バックアップ ファイルをメディアに保存する。
  • 自社のバックアップ戦略がある場合は、Prinergy バックアップ ファイルをサーバーで使用できるようにして、その戦略の一部としてバックアップされるようにする。
  • No labels