Page tree

自動リンクの結果が予期したとおりになるように、ページ名パターンを注意深く構成します。 ページ名パターンを定義した後で、リファイン済みページがバージョン ページに適切にリンクされていることを確認します。

Prinergy では、バージョン プランの各レイヤーに、複数のページ名パターンを定義することができます。 複数のページ名パターンを定義することで、リファイン済みページの名前を柔軟に指定したり、バージョン プランのレイヤーをジョブのリファイン済みページに柔軟に適合させることができます。 たとえば、文字列「correction」を含む別のページ名パターンを追加すると、ページを修正する必要がある場合に、修正済みページにそれに応じた名前を付けることができます。 オペレータは、適切な名前が付けられた修正済みページを受け取り、そのページを単純にリファインします。修正済みページは、バージョン ページタブの正しい位置に自動的に配置されます。 ページ名パターンは、セミコロンで区切ります。 ページ名パターンは、テーブル内での順番にしたがって検索されます。

ヒント: 他のジョブで使用できるページ名パターンを持つバージョン プランを作成すると、そのジョブは他のジョブのテンプレートとして使用することができます。

詳細については、Prinergy Workflow Workshop Activity Guide(Prinergy Workflow Workshop 演習ガイド)のレッスンAPA(自動ページ割り当て)を使用したレイヤー PDF バージョニングを参照してください。


ページ名パターンについて

ページ名パターンは、リファイン済みページ名をレイヤーに一致させるための文字セットです。リファインされたページごとに異なる文字と一致させるためにワイルド カードが使用されます。
重要: ページ名パターンを使用してリファイン済みページ名をマッチングします。マッチングの対象は入力ファイル名ではありません。 たとえば、単一ページの入力ファイル RC_English.pdf は、リファイン後に RC_English.p1.pdf になります。


ワイルド カード

次のワイルド カードがサポートされています。

  • # - 数字に一致
  • % - 文字に一致
  • $ - 文字または数字に一致


ワイルド カードの規則

  • ワイルド カードは、角括弧で囲む必要があります。 たとえば [#] のようにします。
  • 1 つのページ名パターンで 1 つまたは複数のワイルド カードを使用できます。

重要: パターン マッチングするワイルド カードは APA(自動ページ割り当て)で使用されるワイルド カードとよく似ていますが、Prinergy の APA エディタを使用して LPV 用のパターン マッチング式を作成することはできません。 バージョン プランを使用する必要があります。


ページ名パターンのエラー

リファイン済みページがページ名パターンに一致しない場合でも、リファイン プロセスが完了し、リファイン済みページはページ表示に追加されます。ただしバージョン ページは作成されず、リファイン済みページはリンクされません。
自動リンクのプロセスが失敗した後で、次の手順のいずれかを実行してリファイン済みページをリンクします。

  • ページ名パターンの修正 - ページ名パターンを修正した後で、最小限のリファインをもう一度実行して自動リンクを適用します。 リファイン プロセス テンプレートでバージョン ページの作成チェック ボックス(ノーマライズウィンドウ枠)がオンになっていることを確認します。
  • リファイン済みページをバージョン ページに手動でリンクします。


自動作成されたバージョン ページの名前

ページ名パターンを後方参照なしに使用すると、自動作成されたバージョン ページの名前には 'VP' プレフィックスが付けられます。 たとえば、バージョン ページの 1 ページ目は VP_1.pdf という名前になります。
後方参照を使用する場合、バージョン ページ名のプレフィックスを定義できます。

  • No labels