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長い値に置き換わる可能性がある他の可変マークと同様に、マークに置き換えられる値のために十分なスペースを確保してください。

追加の可変マークが LPV ジョブで利用できます。次の可変マークがあります。

マーク

説明

$[BaseLayer]

このマークはバージョンに関連したベース レイヤーの名前で置き換えられます。
このマークはコンポジット出力と色版出力で使用できます。色版に出力する場合、対応するベース レイヤー名がすべての色版に表示されます。
このマークは各面に複数のバージョンが出力される場合には効果がありません。このマークを複数のバージョンを出力する面で使用した場合は、何も印刷されません。

$[SurfaceVersion]

このマークは出力されたバージョンの名前で置き換えられます。各面に複数のバージョンが出力される場合は、このマークはマークに最も近いページ位置のバージョン名で置き換えられます。
このマークはコンポジット プルーフでのみ使用します。分版出力にこのマークを使用しないでください。

色版のためのマーク:次の LPV 可変マークは分版出力でのみ使用してください。

注: 各面に複数のバージョンが出力される際に次のマークが配置されると、各マークは、マークに最も近いページ位置に関連付けられたバージョンで置き換えられます。

マーク

説明

$[SeparationVersion]

すべての色版において、このマークは色版が関連付けられているバージョンの名前で置き換えられます。たとえば、色版が英語バージョンとフランス語バージョンに適用されてスペイン語バージョンには適用されない場合、ファイル名のコンポーネントは English_French となります。
注: このマークは版によってさまざまなテキストで置き換えられます。つまり、色版からコンポジット ページが作成されると、テキストはお互いにオーバープリントします。たとえば次のようになります。 これを回避するには、$[SeparationVersion_Offset] を使用します。

$[SeparationVersion_Offset]

このマークは $[SeparationVersion] と同様ですが、ページが印刷されるときにマークが相互にオーバープリントされないようにするために、異なる色版に対してオフセットを指定する点が異なります。

$[SeparationVersionUnique]

このマークを置き換えるのは、色版が固有なバージョンが 1 つだけの場合にマークが関連付けられているバージョンの名前です。たとえば、色版が関連付けられているバージョンが 1 つだけの場合に、このマークはバージョン名で置き換えられます。色版が 2 つのバージョンに関連付けられている場合、このマークは空白になります。

$[SeparationVersionCommon]

共通の色版では(すべてのバージョンで使用される色版)、このマークは「common」(共通)という語で置き換えられます。どのバージョンでも使用されていない色版では、このマークは空白になります。

$[SeparationVersionNoCommon]

共通でない色版において、このマークはそれが適用されるバージョンの名前で置き換えられます。たとえば、色版が英語バージョンとフランス語バージョンに関連付けられていて、スペイン語バージョンには関連付けられていない場合、ファイル名のコンポーネントは English_French となります。共通の色版では、このマークは空白になります。
注: このマークは版によってさまざまなテキストで置き換えられます。つまり、色版からコンポジット ページが作成されると、テキストはお互いにオーバープリントします。たとえば次のようになります。 これを回避するには、$[SeparationVersionNoCommon_Offset] を使用します。

$[SeparationVersionNoCommon_Offset]

このマークは $[SeparationVersionNoCommon] と同様ですが、ページが印刷されるときにマークが相互にオーバープリントされないようにするために、異なる色版に対してオフセットを指定する点が異なります。

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