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可変マーク テンプレート形式

次の形式を使用します: $[tag,<n1, n2>]
ここでは、
tag は可変マークの名前で、たとえば Job や Color などです。

n1 は任意設定のオプションで、インデックス番号を表します。番号は、最も左の文字を示す 0 で始まり、文字が 1 つずつ右に進むにつれて順に増加します。たとえば "Prinergy" というテキストの場合、"P" はインデックス番号 0、"r" は 1、"i" は 2 というように続きます。

n2 は任意設定のオプションで、可変マークの最大文字数を表します。

例:たとえば、テキストが「TestJob」の場合、可変マーク $[Jobname<2,4>] は「stJo」と表示されます。また、 $[Jobname<3,-3>] を使用した場合、可変マークは「est」と表示されます。
ファイル名またはジョブ名に % が含まれる場合、名前に % を入れるには、タグ内で %% と記述します。

注意:

  • 可変マークを含む PDF ファイルに最も近いページに基づく可変マークについては、ページまたはシート マークのバウンディング ボックスの中央から測定されます。
  • 面付けには、テキスト ファイルからテキストを読み込むテキスト ファイル ベースのマークも使用できます。


任意のパラメータ

一部の可変マークには、次のようなパラメータを追加できます。

パラメータ

使用できる可変マーク

可能になる操作

_block

$[Angle]
$[Color]
$[Colour]

このパラメータを使用すると、カラー名の前にカラー見本、つまりカラー パッチを印刷できます。
たとえば $[color_block] を使用すると、カラー パッチがカラー名の前に印刷されます。カラー名が「ブラック」であれば、ブラックのカラー見本がカラー名「ブラック」の前に表示されます。

_offset

$[Angle]
$[CalCurve]
$[Color]
$[Colour]
$[Dotshape]

$[FMPattern]
$[MappedPrintingColors]
$[PageColor]
$[PageColour]
$[PlateID]
$[PrintingOrder]
$[ScreenRuling]
$[ScreenSystem]
$[SR]
$[WebGrowthExpansionX] $[WGEX]
$[WebGrowthExpansionY] $[WGEY]
$[WebGrowthTowerID]
$[WGTID]

_offset を使用して、印刷される情報の間にスペースを挿入します。
たとえば、$[color_offset] を使用し、ジョブにシアン、マゼンタ、およびブラックが含まれている場合、出力には「シアン マゼンタ ブラック」という連続した文字列が、それぞれのカラーで印刷されます。_offset を使用しない場合は、シアン、マゼンタ、ブラックの文字列が重なった状態で、それぞれのカラーで印刷されます。

注意:複合マーク内で _offset を使用すると、_offset の位置にかかわらず、その複合マーク内にあるすべての可変マークがオフセットされます。可変マークのサブセットのみをオフセットする場合は、オフセットするマークと標準のマークとで、別々の複合マークを作成してください。

_replace

任意のマーク

このパラメータを使用すると、長いカラー名を短縮できます。
たとえば、カラー マーク「PANTONE-1234」を短縮して「PMS-1234」にするには、カラー マークを $[color_replace(PANTONE,PMS)] とします。カラー マーク「PANTONE-1234」を「1234」に短縮するには、カラー マークを $[color_replace(PANTONE-,)] と表します。


可変マークの一覧については、「 使用されている可変マークの一覧」を参照してください。LPV(レイヤー PDF バージョニング)ジョブで使用可能な可変マークのリストについては、「LPV ジョブで使用可能な可変マーク」を参照してください。


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